オンラインmini展示会 レポ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

花粉のピークも過ぎ、暑くもなく寒くもなく何をするにも最適な気候。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

中小ものづくり企業5社による勇気あるチャレンジ

昨日4月21日YouTubeライブ配信による「5社同時LIVE配信!オンラインmini展示会&モノづくり対談」~会場に来れないなら俺らが行ってやる!そこで待っていろっ!が無事開催されましたので、レポをお届けします。これまで展活タイムズで数々の展示会レポを書いてきましたが、オンライン展示会のレポははじめてです。

リアルタイム視聴者数は最大で91人。4月22日早朝時点での視聴回数は280回。はじめての試みとしてはなかなかの実績だったのではと思います。

以下、気付いたことをまとめていきます。

良かった点

構成はバッチリだったと思います。まず最初に5社が簡単に自社紹介をする(トップバッターがいきなり段取りをすっとばしてましたが、そこはご愛嬌 笑)。次に司会がお困りごとの投げかけ、それに各社が順番に応える、という対談形式にしたこと。これはほんとに良かったですね。一方的に話すよりもずいぶん聞きやすかったです。1時間という時間もちょうどよかったですね。

そしてこのやり方で痛感したことは、お人柄が前面に出てしまうということです。5人の良好な関係性も伝わります。なのでベースにある人間性が大事になってくるなぁと。そこも今回のメンバーはバッチリでした。

あと、背景に展示会用のタペストリーを配置したこと、名前の表示を「会社名 個人名」にしたことも見る側が“今誰が喋ってるのか”がわかりやすくてよかったです。

課題

事前に複数回打合せをしたのですが、それでもハプニングは起こりましたね(笑)。1つはwifiの通信トラブル。もう一つは書留が届く、っていう(笑)。やったことがないことをやるときは必ずハプニングはついてきます。いかに臨機応変に対応するかが大事ですね。ここも人間力が試されますねぇ…。

今後に向けて

今後、展示会での新規顧客開拓に変わるものとしてオンライン展示会というやり方を構築していく上で大事になってくること、それはテーマを明確にすることだと感じました。例えばメディカルならメディカルで医療業界に向けて発信すると決め、展示会の名前も「オンライン・メディカル試作展」等にします。そしてそのテーマに合った出展(出演)企業を集め、その見込み客層に向けて事前集客をする。そうやっていけばこのやり方で新規顧客開拓にもつながっていくのではと思います。

1度に配信する企業の数は5社+司会者の6人が画面構成上もちょうど良かったので、今後スケールメリットを出そうとするのであれば、本当の展示会のように例えば3日間の「オンライン・メディカル試作展」を立ち上げ、何時から何時まではこの5社、みたいな構成にしていくことになるのかなぁと。

ともあれ、今回の皆さんの取り組み、企業さん発信でこのような企画が立ち上がったことは本当にすばらしかったです。5社の皆さんと発案者の大藪めぐみさんの勇気あるチャレンジに心から敬意を表します。まだご覧になっていらっしゃらない方もぜひご覧ください。

>>動画はこちら

まとめ

今朝の展活タイムズはオンラインmini展示会のレポをお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。