オンライン展示会研究の日々

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今年は明日から6日までを連休にする企業が多いのでしょうか。まぁでも最近は平日も休日もあまり変わりませんね(笑)。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

そもそもなんと呼べばよいのでしょうね

私がオンライン展示会に興味を持ったのはコロナがきっかけですが、それ以前はまったく存在を知らなかったのかというと、そういうわけではないのです。ただウェブでできないことをやるための場が展示会なのだから、あえてオンライン展示会というものをプッシュしなくても各社がウェブサイトを充実させれば良いじゃない、と思っていました。

しかしご覧のとおり、展示会がまったく開催できない状況が訪れ、にわかにオンライン展示会に活路を見出さねばいけなくなってしまったこの頃です。毎日主に検索でオンライン展示会について調べているのですが、そもそも呼び方が“オンライン展示会”だったり“ウェブ展示会”だったり“バーチャル展示会”だったりして、言葉の統一すらまだ成されていない状況です。

しかし古いところだと10年前から開催されているバーチャル展示会などもあり、それなりに歴史もあるんですよね。

ここ数日の展活タイムズに何度も「今後はリアル展示会とオンライン展示会の併設型が増える」と書いてきましたが、実際に併設型で開催されている事例がありましたので、その中の1つをご紹介いたします。

毎年秋に幕張メッセで開催されているJASIS最先端化学・分析システム&ソリューション展。2019年実績は出展社数478社、来場者数23,409名。アジア最大級の分析機器・科学機器展示会です。こちらはリアル展示会とは別にオンライン展示会も併設されています。

開催期間は展示会の前後3ヶ月の合計6ヶ月。幕張には来られなかった方でオンライン展示会には来られた方が2,600人いたそうです。>>詳しくはこちら

JASISが使用しているのはバーチャルイベントというオンライン展示会のプラットフォームサービスです。ウェブ上で展示会を開催し、各企業はバーチャルブースというかたちで出展をすることができます。

2019年の時点ではオンライン展示会はあくまでもリアル展示会の補助的なポジションですが、2020年は大きく比率が変わるのではと思われます。

バーチャルイベントのサービスを活用したオンライン展示会は他にもいろいろあるようで、今後は積極的にオンライン展示会を視察し、情報を集め、展活企業の皆さまにお届けできるようにしていきたいと思っています。

まとめ

今朝の展活タイムズはオンライン展示会研究の日々ということで、オンライン併設型の展示会とそこで使用されているオンライン展示会にプラットフォームサービスについてご紹介してみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。