オンライン展示会に最適なスライドとは

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日は急に暑くなり、また急に世界が動き出したような一日でした。しばらくバタバタしそうですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

特性を理解したうえでプレゼン資料を最適化しよう!

昨日はMOBIOオンラインカフェミーティングに向けて「ウェブde展活」の参加企業さん3社が今後オンライン展示会で使用するために作成されたパワーポイントのスライドに対して、広告ディレクターの中島公次さんからアドバイスをいただく、という非常に贅沢な勉強会がオンラインで開催されました。

参加企業さん3社は前回の公開練習で使用されたスライドを既に作成されており、そのスライドをどう変えればもっと伝わるプレゼンになるのか、を具体的にアドバイスをいただきました。

中島さんのアドバイスのおかげでオンライン展示会用プレゼン資料の作成のポイントがずいぶん明確になりました。参加企業さん3社のスライドは5月26日のオンラインカフェミーティングまで見せたくないので(笑)、私のスライドで解説してみましょう!

スライドの配置

オンラインカフェミーティングではZoomの画面共有の機能を使ってプレゼンをし、それをYouTubeでライブ配信します。Zoomの画面共有の機能を使うということは自分の顔が右上に出ることになります。なので大前提としてこの部分にスライドがかからないようにしておく必要があります。

私のおすすめはジャマにならないような背景画像をしいて、その上に顔が入る部分を空けて問題解決型のスライドを乗せるという方法です。こうすると自分の顔が出たときのスライドとのバランスが取れるように思います。

文言チェック

展活でおすすめしている3つの問題解決を見せるかたちのスライドでプレゼンをする際の大事なポイントとして中島さんが繰り返し指摘されたこと、それは縦のラインの整合性と、横のラインのバランス感覚です。まず縦のラインは問題提起に対して解決策がきちんと合っていないと整合性がとれません。そして横のラインは3つの問題解決のバランスに気をつけること。一つだけ極端に毛色が違ったり、次元が違ったりすると見る人は違和感を覚えます。

デザインチェック

色使いやフォントに関してはどちらも数を増やさないことが大切です。私の感覚では色使いは3色程度。フォントは1種類にして大きさでメリハリをつけると良いと思います。選び方はホームページや名刺と揃えること。会社全体のブランディングに合ったスライドに仕上げることが大事なんですね。

文字や画像の位置・高さを揃えることも大切。ここがガタガタだと見ていて気持ち悪いうえに、製造業の場合は3S・5Sの説得力にも影響を与えかねません。

あと、画像や図、イラストを使うのも効果的です。文字だけで伝えるよりも圧倒的に一瞬で伝わる伝達量が増えます。

オンライン展示会時代に向けたチャレンジ企画「“ウェブde展活”オンラインカフェミーティング」は5月26日(火)15時~です。YouTubeでライブ配信されますので、皆さんぜひ会社や自宅から参加してくださいね~!

>>詳細はこちら

まとめ

今朝の展活タイムズは少しずつ完成に近づいてきたオンライン展示会に最適なプレゼン資料についてまとめてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

The following two tabs change content below.
アバター画像

大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。