くだらないものグランプリからまさかの展開

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日で5月も終わりですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

ドキュメンタリー番組「日本のチカラ」

昨年の秋、名古屋で開催された“くだらないものグランプリ”は数々のメディアに取り上げていただきましたが、ついにドキュメンタリー番組丸ごと1本分で特集されてしまうという、思いもしなかった展開が起こりました!

取り上げられたのはマルハチ工業(株)の田中社長です。

マルハチ工業さんがくだらないものグランプリに出展された製品は「トイレのとめこさん」という、子供のトイレットペーパーのいたずらを防止するための金具。この「トイレのとめこさん」は当初はくだらないものグランプリに出展するためだけに作られたものだったのですが、テレビを見た福祉施設から問い合わせがあり、製品化することに!

そしてその製品化への過程をメーテレ(名古屋テレビ)が密着取材し、ついに30分のドキュメンタリー番組「日本のチカラ」で5月29日(土)に放送されることになりました。

私は今回のことがあってはじめて「日本のチカラ」という番組を知ったのですが、すごく独特な番組なんです。制作は公益財団法人 民間放送教育協会という昭和42年に設立された地域を代表する全国33のテレビ局からなるネットワーク。この協会に所属する全国各地の民放テレビ局が持ち回りで作っているドキュメンタリー番組が「日本のチカラ」なんですね。

>>番組について詳しくはこちら

そういう作り方をしているからこそだと思うんですけど、めちゃくちゃ丁寧にその人物に寄り添って作られているんです。時間も早朝5時20分スタートでおそらくあまり視聴率とかを気にしなくて良い枠なんだと思うんです。その特長を存分に活かして田中さんの人物や想いがきちんと伝わる番組が作られていました。

くだらないものグランプリで共に闘った(有)生川製作所さんの協力を受けて少しずつ「トイレのとめこさん」が製品化に近づいていく様子も放送され、一緒にあのイベントでご一緒したものとして、とてもうれしく思いました。

しかしクセスゴものづくり企業が勢揃いしたくだらないものグランプリにおいて、田中さんって一番控えめだったんですよね。結果的に一番注目されるスターになるとは!(笑)。テレビマンって凄いところ見てはるんですね~。

なんだろう、なんか見た後にすごく考える内容でした。彼女は人一倍謙虚な方なので放送後も「一人では何もできない。皆さんのおかげ」って方々(これに関するすべての知り合いのSNS投稿に対する返事)で言ってたけど、とめこさんは彼女じゃなきゃ作れなかった製品であり、これからたくさんの困っている人を助ける製品に育っていくことでしょう。商品化に向けて協力してくれる周りの人たちはそんな彼女の役に立てることがうれしいわけで、そう思わせることができるのは彼女独自のものなんですよね。決して可愛いから性格がいいからだけじゃない、奥にある彼女の芯の強さがしっかりと伝わってくる番組でした。

「トイレのとめこさん」とマルハチ工業(株)、そして田中社長のこれからが本当に楽しみです。

あ、第2回くだらないものグランプリもよろしくお願いします!

>>第2回くだらないものグランプリ

まとめ

今朝の展活タイムズはくだらないものグランプリからまさかの展開というテーマで、ドキュメンタリー番組「日本のチカラ」で取り上げられたマルハチ工業(株)の田中社長のご紹介でした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。