今年の12月9日は大阪の中小ものづくり企業を悩ませる日

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

11月に入りました。今年もあと2ヶ月。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

さすがに重なりすぎじゃない?!

今年2021年の12月9日は大阪の中小ものづくり企業を悩ませる日です。なぜかというと、大阪だけで3つ、東京も入れると5つも中小ものづくり企業から人気のある展示会が重なってしまっているからです。通常、12月にもなると展示会は減ってくるのですが、今年はマイドーム大阪がワクチン接種会場になったことによる日程調整の結果、こんな“展示会ラッシュ日”が生まれてしまいました。

一つずつ説明していきましょう。

大阪勧業展

毎年10月半ばにマイドーム大阪全館を使用して開催される大阪府内すべての商工会議所と商工会による中小企業のための総合展ですが、今年は12月に南港のATCホールで開催。大阪の展示会活用企業にとっては最初にこの展示会を経験されるところが多く、長年出展され続けておられる企業も多いです。出展社数は300社程度、来場者数は8,000人弱程度の都市型展示会です。

テクノメッセ東大阪

毎年11月にマイドーム大阪1階で開催される東大阪のものづくり企業のための展示会です。出展社数は100社弱。来場者数は9,000人弱。

金属加工技術展

大阪産業創造館主催の大阪府の金属加工技術を持つ企業のための専門展示会です。出展社数40社程度、来場者数300人程度の小規模展示会ですが、来場者の質が高く、中身の濃い出会いがある展示会として大阪の中小企業から非常に人気がある展示会です。ただ毎回募集時期が遅く出展確定も遅いのが特徴です。

新ものづくり・新サービス展

ものづくり補助金採択企業の発表の場です。出展料が無料ということで、特に今年は人気が高く倍率は2倍だったそうです。

新価値創造展

かつての中小企業総合展です。東京ビッグサイトで開催される展示会としては出展料が低め(10万円)なのが特徴。

と、まぁこんな感じで中小企業から人気が高い展示会の日程が今年は見事に重なりました。いろいろとイレギュラーが重なったゆえの結果だとは思いますが、もう少し企業の身になってバラけさせてほしいものです。

大阪産業創造館とマイドーム大阪は近いので、両方出展する企業も出てくるかと思います。

まぁ大阪の展示会を視察にいらっしゃる方にとっては1日でまとめて回れるので良いかもしれませんね。ATCはちょっと遠いですけど、言うても中央線で1本なので。どの展示会に出すか迷われた皆さんお疲れさまでした。どの決断も正しいです。出展すると決めた場所で全力を尽くしましょう!

まとめ

今朝の展活タイムズは今年の12月9日は大阪の中小ものづくり企業を悩ませる日をお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。