日本の展示会会場の展示面積2022春

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

春らしい陽気が続き洗濯物が気持ちよく乾いてうれしいこの頃。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

拡充される施設があるもランキングは変わらず

以前、2019年に日本の展示会会場の展示面積を整理する記事を書きました。

>>「日本の展示会会場の大きさ 」(2019年11月11日)

あれから2年以上経ちその間、拡充工事がなされた施設があった中で、日本の展示会会場の展示面積はどうかわったのでしょうか。

現在の数字は上の表のとおりです。ランキングは変わらず。1位の東京ビッグサイトは東7,8と南1~4が増えて更に巨大になりました。wikiの表記は以前のままだったので、公式サイトにある各ホールの面積を自分で足してみると上の数字になりました。オリンピックを経て昨年の12月にようやく完全体になって戻ってきましたが、コロナが完全に終息したわけではないので、なかなか12万㎡全部を使って開催される展示会はありませんね。コミケはやるのかな?

3位のインテックス大阪は5月まで6号館A~Dが臨時医療施設になっているので、現在の展示面積は32,978㎡です。

5位のポートメッセなごやは10月に新1号展示館が稼働します。これまでよりも7000㎡ほど大きくなります。その後、順次2と3も多層階になる工事が行われ、いずれスカイエキスポよりも巨大になる計画がありましたが、コロナを経てどうなるのでしょうね。最近聞かなくなってしまったので。

スカイエキスポは新しいからきれいだし、すべてのホールが横並びで使いやすく、駅から屋根のある歩道があるので多少の雨なら濡れないし、空港横なのでホテルがたくさんあるし、搬入もしやすい。私から見ればポートメッセなごやよりも良いところだらけなのですが、なかなか我々と関係あるような展示会は開催されませんねー。常滑までの距離がネックになっているようです。

しかし実際、名古屋から電車に乗っている時間はほんの数分長いだけなのですよ。めちゃ混みのあおなみ線よりも確実に座れる名鉄特急のほうがよっぽど行きやすいです。もっとスカイエキスポでの展示会が増えると思ったのですがね…。

いずれにせよ、こちらのポートメッセなごや旧1号展示館はあと数ヶ月で取り壊されレゴランドに取り込まれます。古いとか、暑いとか、丸くて使いにくいとか、散々言われてきましたが、いざ取り壊しまでのカウントダウンがはじまると名残惜しいです。来週、名古屋ものづくりワールドで訪問するので、しっかりと目に焼き付けておこうと思います。

コロナ前は世界の展示会と比較して日本の展示会会場の小ささを嘆く声が多かったですが、コロナ以降は規模が小さくても専門性の高い展示会が好まれる傾向があり、今後は地方に多くある中~小規模のコンベンション施設をうまく活用できるような展示会が増えていけばいいなと個人的には思っています。

まとめ

今朝の展活タイムズは日本の展示会会場の展示面積2022春でした。

今日もお読みいただきありがとうございます。


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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。