メッセナゴヤ即日完売に思うこと

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日は午後から夜にかけて雨が降るようですね。大阪はしばらく晴れが続いていたのでこの雨で花粉が流れてくれたらいいなと思います。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

メッセナゴヤ2022の申込は現在キャンセル待ちになっています

昨日4月20日はメッセナゴヤ2022の申込日でした。今年は新・第1展示館のみで開催されるため昨年よりも展示面積が減ります。一方で中小企業の皆さんにも展示会回帰の“気”を感じていましたので、今年は争奪戦になるのではと予想をしていました。一方で今年も申し込みが少なく、なかなか出展社が集まりきらなかったら寂しいなという心配もしておりました。

ところが!蓋を開けてみれば即日完売!午後イチに確認したときはすでにキャンセル待ちになっていました。やはり皆さん今年こそは展示会を復活させ、2年間滞っていた販路開拓を進めるぞ!という気持ちでいらっしゃるのですね。安心すると同時にとてもうれしく思いました。

ここ4年間のメッセナゴヤの変遷を見てみましょう。

2019年の時点ではポートメッセなごや全館を使用し、1400社が出展、6万人が来場する展示会でした。2006年にはじまったメッセナゴヤ。毎年規模を拡大し2012年には6万人を動員するまでに成長し、それから2019年にかけて年々人気が上がり続け、日本一申し込みが難しい展示会になりました。2019年はたしか申込開始20分でキャンセル待ちになったと記憶しています。

その後、2020年はコロナ禍のためオンライン開催になり、2021年はハイブリッド開催型で復活。出展社数・来場者数ともに最盛期の6割程度でしたが、会場はコロナ前のように盛況でした。それを見た方たちが今年は帰ってきたので即日完売という結果になったのでしょう。

メッセナゴヤの人気っぷりは同じような形態の東京都の「産業交流展」と比較するとよくわかります。2021年の産業交流展の出展社数は546社、来場者数は10,359人。1社あたりの来場者数は19人。一方メッセナゴヤ2021は43.9人。倍以上違います。

これ今まで言ったことないのですが、理由は運営方法だと思います。東京は毎年運営企業が変わります。なのでノウハウや経験が貯まっていかないんですよね。あと、区主催の異業種型展示会が他にもたくさんあることや、結局場所はビッグサイトなので、あえて異業種型展示会に行かないというか…。メッセナゴヤは愛知というお国柄元、地元企業と実行委員会の皆さんの思いが育ててきた偉大な展示会です。ということが今回の即日完売であらためてよくわかりました。

ということで11月はまだまだ先ですが、今から準備して万全の状態でメッセナゴヤ本番をむかえましょう!会場でお会いできるのを楽しみにしています。

まとめ

今朝の展活タイムズはメッセナゴヤ即日完売に思うことでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。


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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。