NKフォレストさん ビジネスプラン発表会レポ

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

季節が戻ったような蒸し暑さ。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

町工場の下請け脱却から生まれた「展示会DX」

10月20日(火)名古屋市鶴舞のSTATION Aiにてビジネスプラン発表会が開催。NKフォレスト株式会社 代表取締役の生川香(なるかわ かおり)さんのプレゼンテーションを聴いてまいりました。

>>NKフォレスト株式会社 公式サイト

発表されたテーマは「展示会DX支援事業」。

自社が町工場の現場で経験した切実な危機感と展示会での葛藤から、いかにしてこの新しい事業が誕生したのか。その軌跡と、展示会の未来を切り拓くプレゼンをレポートします。

サラリーマンの妻から町工場へ〜下請けの現実と苦難の原体験〜

元々はサラリーマンの妻だった香さん。ご主人が家業の町工場(生川製作所)を継ぐため転職されたのを機に、「1日2時間だけ手伝う」つもりで同社へ就職されました。

しかし、そこで目の当たりにしたのは想像を超える町工場の厳しい現実でした。

  • 売上の50%以上を特定の1社が占める下請け体質
  • 工作機械業界の波に翻弄される浮き沈み
  • 価格交渉をしたくても、切られる恐怖から強気に出られない関係性

愛知県の製造業を取り巻く環境も、EV化による部品点数の減少や航空機産業の低迷など、既存のサプライチェーンに依存し続けることの限界が迫っていました。

「このままではいけない。自ら変わらなければ生き残れない!」そう決意した香さんは、想定外の新規顧客と出会うため、展示会への挑戦を始めます。

展示会の「モヤモヤ」を解消するLEDサイネージとの出会い

しかし、意を決して出展した展示会でも、中小企業ならではの共通の壁にぶつかります。ブースの前に立ち止まってもらえないと、そもそも何をやっている会社かすら認識されない。伝えたい思いが強すぎて文字を詰め込みすぎてしまい、結局何屋かわからない。看板やタペストリーは一度作ってしまうと、「板金屋」というたった3文字を追加・修正することすらできない…。成果が出ず、1〜2回で出展を諦めてしまう中小企業をたくさん見てきました。

そんな中、展示会で「LEDサイネージの架台を作ってみないか?」というお声がけがあったことが大きな転機となります。

「この高輝度LEDサイネージなら、展示会のあのモヤモヤを解消できるのではないか!?」

通常の液晶モニターと比べて輝度は10倍以上。遠くの通路を歩く来場者にも映像や文字が鮮明に届きます。さらに、スマホでサッと作った短い動画を状況に合わせて手軽に追加・差し替えできる柔軟性。海外(中国など)の展示会ではすでにサイネージブースが主流となっており、今後日本でも急速に普及していくことは間違いありません。

こうして、中小企業の展示会をDXで支援する新会社「NKフォレスト」が立ち上がりました。

町工場の技術が活きるオリジナル架台と圧倒的な使いやすさ

会場に展示されていた実際のデジタルサイネージがこちらです。

サイズは1枚が50cm×1m。写真は2枚を並べて使用していますが、連結することでどこまでも大型化が可能です。

NKフォレストならではの強みは、「町工場の板金技術が活きたオリジナル架台」にあります。

  • 生川製作所の高い技術により、用途や要望に応じた架台を自社製作
  • JITBOX(カゴ台車便)にぴったり収まるサイズ設計で、運搬・搬入・搬出がスムーズ
  • 展示会が終わった後も、工場の見学用案内や屋外看板(求人募集など)として社内で365日フル活用できる

さらに、中間コストを徹底的にカットすることで、大手メーカー相場(約120万円)を大幅に下回る「89万円」という町工場にも手の届く価格帯を実現されました。動画制作も、普段使い慣れているCanvaなどで作ったデータをクラウド経由で転送するだけ。

そしてブース設計や展示会活用のパートナーとして、私(展示会活用アドバイザー・大島節子)と犬山印刷さんも外部パートナーとして伴走させていただきます。

駆けつけた仲間たち&メッセナゴヤで見比べる大チャンス

発表会当日は、香さんの晴れ舞台を応援しようと、展活&くだらないものグランプリの仲間たちが集結。「ファイトかおりさん」の手作りうちわを囲み、会場は温かい応援に包まれていました。

「良いものを持っているのに伝わらない――。愛知の素晴らしいものづくり技術を伝え、未来へつなげていきたい」香さんのその真摯な想いは、会場にいたすべての人にしっかりと届いていました。

そしてここで、読者の皆さまに種明かしをひとつ!先日の記事でご紹介した「三洲ワイヤーハーネスさん出展サポート第3回」のレポート。模擬ブースの写真にモザイクをかけ、「右下のピンクの部分に新アイテムが初登場します!」と書いていたのを覚えていらっしゃいますでしょうか?

>>先日の記事はこちら

三洲ワイヤーハーネスさん出展サポート③

おはようございます^^自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。 いつの間にかすっかり日が落ちるのが早くなり、朝も明…

実は、あの新アイテムの正体こそが、この「LEDデジタルサイネージ」だったのです!三洲ワイヤーハーネスさんのブースでは、NKフォレストさんの展示とはまた一味違うタイプの架台をご覧いただけます。11月11日(水)~13日(金)にポートメッセなごやで開催されるメッセナゴヤ2026では、なんとこの2つのブースで異なるスタイルのサイネージを見比べることができます!

  • NKフォレスト株式会社:ブース番号 D-125(あいち産業振興機構)
  • 株式会社三洲ワイヤーハーネス:ブース番号 C-101(町工場コーナー)

遠くからでも目を引く圧倒的な明るさと、自社の用途に合わせた架台のバリエーション。展示会の新しい未来を切り拓く注目のツールを、ぜひ会場で直接体感・比較してみてください!

今日もお読みいただきありがとうございます。

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