関西ものづくりワールドの来場者数が発表されました

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

先週、ずっと降り続いていた雨がようやくやんで、今週は穏やかな秋が訪れそう。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

出展社数470社減&大雨の中開催されたわけですが…

2020年10月7日~9日、インテックス大阪で開催された関西ものづくりワールドの来場者数が本日発表されました。関西ものづくりワールドの来場者数は17,256人。同時開催の高機能素材Weekの来場者数が10,273人。合計すると27,539人。

この数字が意味するものとは?

まず出展社数ですが、2019年1350社に対し、2020年880社(同時開催展との合計)なので470社減。直前に出展を取りやめたであろう無人ブースもチラホラあったので、実際は500社以上減っているはずです。それに対して来場者数は2018年38,673人に対して2020年27,539人。約1万人減。これはなかなか良い実績なのでは、と。実際の体感でも1号館を使っておらず、後半ずっと雨が降っていたわりにはにぎわっているように感じました。

更に名古屋ではグダグダだったオンライン商談システムも大阪ではだいぶ良くなっていましたので(まだまだ不満の声も聞こえてきますが…)、オンライン来場者数を加算すると前回とほぼ変わらない来場者数があったのではないでしょうか。

悔しいけど(誰が?w)、やっぱりリードジャパンの集客力は凄いし、日本の展示会をけん引する企業なのだと再認識した次第です。

展活と関わりがある展示会がコロナ以降に決めた開催方法を一覧にしてみました。通常開催決行・オンライン移行・中止、それぞれ散々検討した結果の決断でしたよね。こうやって並べて見ると軒並み中止になったローカル展示会の中で、通常開催の決行を決めた大阪勧業展の異色さが際立っています。決まったときは「マジか?!」と思いましたが、今思えば正しい決断だったのかもしれませんね。今週10月14日からマイドーム大阪で開催されるので、ぜひいらしてください。私も行ってます。

オンライン開催に移行と言いながら、実際は通常展示会の企業紹介ページとなんら変わらないところがほとんどで、なかなかオンライン展示会での成功事例が届きません。それとは逆に感染対策を徹底して通常開催に踏み切ったところからは、手応えありの声が複数届いています。

しかしいつまた通常開催ができなくなるような状況が起こるかわかりません。なんとかオンライン展示会でも成功事例を出すべく、ひきつづき活用法を構築していきたいと思っています。

まとめ

今朝の展活タイムズは関西ものづくりワールドの来場者数が発表を受けて、今思うことを書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。