展活の考え方は採用活動にどこまで応用できるのか

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

6月に入りました。昨日の夕方、生駒山の方角に黒い雲があるなー、と思っていましたが東大阪方面はすごい夕立だったようですね。どんどん夏っぽくなっていきます。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

合同説明会で感じたこと

5月31日(水)近畿職業能力開発大学校で開催された採用のための合同企業説明会に参加してきました。近畿職業能力開発大学校とは国立の大学校です。大学ではないのですが国立のため学費が安く就職率が100%ということで人気があるそうです。機械工学や情報工学などの授業が充実し、実技も多く、ものづくりの現場で即戦力となるような優秀な学生さんが多数おられる学校です。

そんなものづくり企業が集まる合同説明会にてケイ・エイチ工業さんの採用ブースのお手伝いをさせていただきました。

実は以前のブログに書きましたように、“伝えたい人を明確にしその人に伝えるにはどうすればよいかを考える”という意味では採用は展示会作りと共通するものがあります。なので展活の考え方は採用にも応用できるのではないか、という声を以前からいただいていました。まずその第1社目としてケイ・エイチ工業さんにて2ヶ月前に採用コンセプト明確化ワークをさせていただきました。>>そのときのブログはこちら

そして採用コンセプトを明確にした上で採用チラシを作成。今回の合同説明会はそれのお披露目の場でもありました。2つ上の画像でケイ・エイチ工業の松本さんにお持ちいただいているのがそのチラシです。展示会であればこのチラシを展開してブースを作れば伝えたい人に伝わるブースができるのですが、合同説明会の会場ってこんな感じなんですよね。

ブースと言っても長机とパイプ椅子があるだけ。この条件下だとさすがに伝達力をブースに求めるのは無理がある(笑)。学生さんたちは求人票を読んだ上で話を聞きたい会社のブースに行って話を聞くのですが、知名度が低い企業はまずここで学生さんにイスに座ってもらうことから大変で(^^;;。

実際に合同説明会の現場を見せていただくことで色々な現実を肌で感じることができた経験となりました。そして展活の考え方がそのまま転用できるポイント展示会ブースと採用ブースでは決定的に違うポイントがよくわかりました。今回感じ取ったことを採用チームで話し合い、また次の6月の説明会に反映していきたいと思います。

まとめ

今朝のブログでは展活の考え方は採用活動にどこまで応用できるのかを実際に合同説明会に参加してみて感じたことと共に考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。