問題解決型展示会が全てではない

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

東京や関東地方は雪で大変みたいですね。路面の凍結にお気をつけて。大阪も寒いですが今日は雨もあがりいいお天気になりそう。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

問題解決型が合わない業種もありますよね?

ありがたいことに最近、ご新規で展示会セミナーのお問い合わせをいただく機会がますます増えてきています。行政からのご依頼をいただくことが多く皆さん事前にきちんと展活のホームページをご覧いただき、ブログもある程度読んでいただいた上でお問い合わせいただいているようで、その点は大変うれしく思っております。

そうやってある程度下調べをしてくださった上で問い合わせをくださる方からよくいただく質問はこちら。

「製造業の事例が多いようですが、他の業種にも対応していただけますか?」

そうですよね。展示会支援を受けられる業種はどの自治体でも恐らく製造業系が多いとは思いますが、とはいえ他の業種の方もいらっしゃいますよね。私がよく言う“問題解決型展示会”は例えば観光や食品などの業界にはむかないのでは?という疑問。

それは確かにおっしゃるとおりなんです。私は展示会出展の形態はお客さんが求めるものを軸に2つに分けることができると思っています。

1つは「問題解決型展示会」。もう1つは「需要創造型展示会」です。

製造業をはじめとしてほとんどのBtoB型ビジネスは問題解決型展示会を作ることで、伝えたい人に刺さるメッセージを伝えることができます。ただ観光や食品など一部のBtoBビジネスと多くのBtoCビジネスは「需要創造型」です。

問題解決型をNeeds。需要創造型をWantsと言ってもいいかもしれません。

私が得意とするのは問題解決型です。需要創造型の事例はあまり持っておらず、私は得意ではありません。もちろんゼロではありませんので事前に需要創造型の業種の方もいらっしゃるとお伝えいただければそちらも対応させていただきます。

事前準備や当日の接客やアフターフォローなど展示会にまつわるやるべきことはどちらのタイプでも同じです。ただ見せ方が違います。なので見せ方のはなしをする部分だけ二通りの事例を用意することで「問題解決型」と「需要創造型」の両方のお客さんがいらっしゃる場でもどちらにも取り入れていただけるお話ができるのではと。

皆さんが疑問に思われることを問うていただくことで私の頭にあることが言語化されこのようなコンテンツになります。なので質問は常に大歓迎です。

まとめ

今朝のブログは問題解決型展示会が全てではないというタイトルで「問題解決型」と「需要創造型」の違い、そして問題解決型以外の展示会にも対応できるのか、というご質問へのこたえを書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。