販路開拓セミナー@広島 2回目レポ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

広島に来ています。今日はこの気持ちのいいお天気のもと福山にむかいます。そんな早朝の広島から今朝はブログをお届けします。

展示会のイメージを明確に

昨日9月17日は広島県中小企業団体中央会さま主催の販路開拓セミナー・食品及び関連資材編の2回目でした。このセミナーは広島でものづくり補助金を活用されている食品系企業向けの支援事業で、10月にインテックス大阪で開催される惣菜・中食等の展示会“ファベックス関西”に広島県中央会ブースとして合同出展をされる企業は参加が必須のセミナーです。

先月の1回目では出展目的を明確にするワークをやりました。伝えたい人は誰でその人はどんなことを求めていて自社はその人に何を提供できるのか、をコンセプトシートにまとめていただきました。

昨日の2回目ではそのコンセプトシートを元にチラシ案とブース案を作っていきました。今回のセミナーにお集まりいただいた皆さんは食品関連企業の方ばかりです。なのでこれまで“問題解決型”という切り口でチラシや展示会ブースを作ってこられた方はほぼいらっしゃいません。しかし展示会というBtoBのビジネスの場ではたとえ食品のような嗜好品であってもバイヤーさんなど伝えたい人の問題を解決するような提案をすることで伝達力の高い展示会を作ることができます。

今までこんな切り口でチラシを作ったことがないと最初は戸惑っておられた方もいらっしゃいましたが、前回の講義で理論は理解いただいているので、私が少しサポートすれば皆さん非常によくできたチラシ案を作っていかれました。

チラシ案が見えればあとはそれをブースに割り付けていけばブースはできます。チラシはブースの設計図になるのです。今回は合同出展なので1社が使えるスペースはこんな感じです。

上部看板に入れるイメージ画像とキャッチコピーが結構なキモになりますね。ワークではイメージ画像とキャッチコピー、そして背面パネルに掲示するポスター案を作っていただきました。そしてそれを説明するために必要な展示品をどう並べるかも考えていただきました。

最後に今後やることを確認し、接客内容記録シートを作成するワークをやりました。展示会で成果につなげる接客をするためにはあらかじめ聞くことを決めておくことが大切です。何をどういう順番で聞けば見積、そして成約につながるのかを洗い出し、最終的にA4用紙1枚に収まるように整えて展示会会場に持ち込みます。

この日の講座はここまで。3回目は展示会後のフォローアップ講座になります。食品系ではなかなかない切り口のブースがいくつも並びそうな予感です。

広島県中央会ブースは10月16日からインテックス大阪で開催されるファベックス関西に出展をされます。皆さんぜひお越しください。

まとめ

今朝のブログは販路開拓セミナー@広島2回目のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。