日本ものづくりワールド2021(2020年度)レポ1

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

花粉が飛んでますねぇ…。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

感染予防を徹底し今年もリアル開催

2021年2月5日(金)、幕張メッセにて日本ものづくりワールドを見学してきました。

日本ものづくりワールドとは通常であれば世界中のものづくり技術が東京に集結するはずの展示会で、設計・製造ソリューション展、3D&バーチャルリアリティ展、機械要素技術展、ヘルスケア・医療機器開発展、工場設備・備品展、ものづくりAI・/IoT展、次世代3Dプリンタ展、航空・宇宙機器開発展、計測・検査・センサ展の合計9つの展示会で構成されています。

今年は緊急事態宣言下ではありますが、感染予防対策を徹底し、リアル/オンライン併設というかたちで開催されました。

通常であれば広い展示会会場を人が埋め尽くすほどの集客力がある展示会ですが、今年はご覧のとおり。来場者数速報は本日中には公開される予定なので、詳しくは明日の展活タイムズで解説します。

ただ、会場の雰囲気は決して悪くはなかったです。特に大阪府ブースは盛況で、具体的な相談が多く、手ごたえある出展だったとの明るい報告をいただきました。

昨年はコロナ自粛前最後の展示会がこれだったので、本当にこの世の終わりのような光景でしたが、今年は出展しているところは覚悟して来てますし、出展を見合わせたところも会場に端末を置いてオンライン対応するなど、対策をとっているところが多かったです。

今、思うこと

上の画像は2019年の会場にあった申込状況ボード。幕張メッセに2,600社集めるつもりだったのですね…。結局幕張での日本ものづくりワールドは2020年・2021年ともにコロナの直撃を受け、1,000社にも満たない結果となりました。来年は東京ビッグサイトに戻ります。幕張での2年はつらい2年でしたが、この光景はこの先も忘れないでしょう。

日本ものづくりワールドは他のどの展示会よりも地方自治体による合同出展ブースが多い展示会です。今回、顕著に見えた傾向は地方ほど出展を見合わせている、ということです。その分、オンラインにシフトしているのであればよいのですが、地方ほどオンライン化の情報やノウハウがいきわたっているとは言い難い状況です。

展示会出展をやめるのであれば、それに代わる販路開拓が必要です。今年は特に展示会出展がむずかしい地方の中小企業のためにできることを考えていかねばな、と思っています。

この日は空気が澄んでいたのか、行きの新幹線では浜松からすでに富士山がきれいに見えてました。富士山が眺めてきた人々の長い歴史の中で、コロナ禍はどう映るのか。ついつい悪いことを考えてしまいがちなこの頃ですが、やっぱりこの1日1日を大切に生きたいと。今、私がやるべきことを一生懸命にやって、もし間違えてたらその都度直していけばいいよな、と思えた10年目の日本ものづくりワールド視察でした。

明日は来場者数速報を元にレポ2を書きます。

まとめ

今朝の展活タイムズは日本ものづくりワールド2021(2020年度)レポ1でした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。