日本ものづくりワールド2021(2020年度)レポ2

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日の夕方は大阪でも雹が降りました。日本海側は雪だったようですね。そんな大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

来場者数が発表されました

昨日に引き続き日本ものづくりワールド2021(2020年度)のレポを書いていきます。

>>「日本ものづくりワールド2021(2020年度)レポ1」はこちら

昨日、日本ものづくりワールド2021(2020年度)の来場者数が発表されました。今年の来場者数は最終的に8,558人だったそうです。去年よりも更に少なかったのですね。2018年をピークとするとついに1割以下になってしまいました。

5回分の開催実績をさかのぼって来場者数推移を表にしてみました。いろいろあったなぁ、と思います(笑)。まず2019年はオリンピックの影響で東京ビッグサイトの東展示棟が4月から使えなくなるということで、開催時期を2月に前倒し。これにより2018年度内に2回開催されることになってしまい、2019年2月は出展社数が激減しました。

リベンジすべく開催された2020年2月(2019年度)の幕張開催はコロナの脅威がいよいよ本格化してきた時期。すべての展示会が中止になる最後の開催となり、出展を見合わせる企業が続出しました。

そして1年後の今年2021年2月(2020年度)の2度目の幕張開催は緊急事態宣言下。前年を更に下回る来場者数になってしまいました。

来年はついに東京ビッグサイトに戻れます!

ただまた開催のタイミングがややこしくて(笑)、2022年3月(2021年度)は東京ビッグサイトの西・南展示棟にて1,400社出展を目標に開催。そのわずか3ヶ月後の6月(2022年度)に元の東展示場にて2,000社出展を目標に開催、という変則スケジュールになります。

ただ、2018年のピーク時には東と西、当時の東京ビッグサイト全館を使用し、2,600社出展する展示会だったわけですから、さすがのリードジャパンさんもコロナ以降の企業の展示会離れや、来年になったとしても海外ブースの招致が難しいであろうことを考慮した目標数字を掲げているのかと思われます。

心配事は尽きませんが、来年6月の通常開催と東へのカムバックを楽しみに、今はもうしばらく注意深く状況を見守っていきましょう。

まとめ

今朝の展活タイムズは日本ものづくりワールド2021(2020年度のレポ2をお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。