ウィズコロナ時代の販路開拓術①~コンテンツ作成編~

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日も雷が鳴って夕立が降ったので安直にゲリラ豪雨と呼んでしまいがちですが、東京のゲリラ豪雨はレベルが違うようですね。大阪も昔とは気象が変わってきたようには感じますが、まだ夕立の範囲です。そんな梅雨明けも近い早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

コロナ時代1年半、何をしたのか、今後していくのか

2021年7月。あと10日でオリンピックがはじまります。コロナ時代がはじまってすでに1年半が経過しました。仕事もプライベートもいろんなことが変わったこの1年半。ずっとすごく近い距離で中小企業の皆さんと一緒に試行錯誤を繰り返す中で、この1年半で取り組んでおいてよかったことが見えてきました。

今日と明日、2回に分けてご紹介をしてまいります。

コンテンツを足していけるタイプのウェブサイト

リアル展示会が中止や延期になったり、開催されたとしても出展を取り止めたり、また今までのようなリアル営業ができない状況の中でウェブサイトを見直しの必要性を感じられたのでは? 活用できる補助金も充実していましたし、リニューアルされた企業も実際多かったように感じています。

ここで大事になって来るのがどのようなサイトにリニューアルするかです。10年前と比べるとウェブサイトの作り方もずいぶん変わったので、リニューアルさえすれば100%かっこよくはなります。今風の見た目にリニューアルすればそれなりに「この時代に対応している企業なんだな感」を出す程度の効果はありますが、内容が会社案内のままでは問い合わせにはつながりにくいです。

問い合わせにつなげようと思うとコンテンツを増やしていけるような設計にしておく必要があります。具体的にはワードプレス等のブログの仕組みを入れて、社内で常に事例を更新していけるようにしておくことが重要です。ポイントはタイトルや本文を「お客さまの言葉」で書くこと。そうすれば記事をアップするたびにサイトへの入口が増え、同じようなお困りごとを持った別のお客さんから問い合わせが来ます。

アメブロなどの外部サービスを使っても入口を増やす効果はありますが、コンテンツはあくまでもアメブロのもので自社サイトの資産にはなっていかないので、最初は手間でもサイト内にブログシステムを組み込むことをおすすめします。

コンテンツとしての動画活用

検索からアクセスにつなげようと思うと最重要コンテンツはテキストコンテンツです。ただ言葉で伝わる情報量と映像で伝わる情報量はケタ違いです。この1年半で社内で動画を作成しアップする仕組みを作られたとしたら、すごくよい選択だったと思います。

2020年オンライン展示会は苦戦しましたが、その経験を元にオンライン展示会用プラットフォームの開発は進んでおり、今後、海外出展へのハードルを劇的に下げることにつながっていくと考えられています。ウェブ上で情報を伝えようと思ったときに既に社内に動画による発信という文化が根付いているかどうかは、今後の中小企業の販路開拓力に大いにかかわってきます。

まだ少ないですが、展示会ブースからのライブ配信もどんどん当たり前になっていくと思います。

以上、1回目の今日は言葉と映像によるコンテンツ作成の重要性について書いてみました。明日はコンテンツ拡散編、具体的には中小企業のSNS活用について考えていきたいと思います。

まとめ

今朝の展活タイムズはウィズコロナ時代の販路開拓術①~コンテンツ作成編~をお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。