高機能素材week東京2026 レポ
おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。
涼しくなりましたね。冬布団を出さないと。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。
最先端の素材が一堂に出展する世界最大規模の展示会
9月30日(水)~10月2日(金)の3日間、幕張メッセにて高機能素材Week東京 2026が開催されました。

高機能素材Weekとは、高機能マテリアルをはじめ、フィルム・プラスチック・金属・セラミックス・サステナブルマテリアルなどの最先端素材が一堂に会する世界最大規模の展示会です。素材そのものだけでなく、開発・加工機械や接着・接合技術、検査分析機器まで、素材産業に関わるあらゆる技術が出展しています。

会場では「Photonix(光・レーザー技術展)」や「FINETECH JAPAN(電子ディスプレイ展)」、「猛暑テック」、そして今年から新設された「[次世代]乾燥プロセス展 - ドライテック -」などが同時開催されていました。
「2つの専門展」に同時出展
今回、私が幕張メッセへ足を運んだ一番の目的は、今年のMOBIO展活参加企業である日華化成(有)さんの応援です。日華化成さんは、スプレードライヤーを用いて化成品を粉末化・顆粒化する受託加工を得意とされている企業さん。
今回とても面白い試みをされていたのが、その出展方法です。
従来から出展されている高機能セラミックス展に加え、今年初開催となった「[次世代]乾燥プロセス展」にもブースを構え、同じ会場内で2つの展示会に同時出展されたのです。
新設展の賑わいと、磨き上げたタペストリーの成果

今年第1回を迎えた「乾燥プロセス展」は、大阪や名古屋にはまだない東京発の企画展です。実験的な出展ではありましたが、初開催の注目度と通路の角という好立地も手伝って、ブースは終始たくさんの来場者で大賑わい。新しい切り口で来場する見込み客の関心を掴んでいました。

一方、従来からの高機能セラミックス展側のブースでも成果が。MOBIO展活の講座を通じて作成した壁面タペストリー「粉末化で問題を抱える企業様 スプレードライでお困りごとを解決!」が威力を発揮していました。
自社の技術名だけでなく、「誰のどんな課題を解決できるのか」を明確に打ち出したことで、対象となる見込み客がしっかりと足を止めてくださるブースになっていました。
異なる2つの展示会にブースを構えることで、出会える層を広げつつ、確度の高い商談を生み出す相乗効果が生まれていました。
入場料一律5,500円化 この変化を「集客のフック」に
そして今回、これまでの展示会と変わった重要なポイントがありました。それは、「来場者に入場料一律5,500円がかかるようになった」ということです。これまでは事前に来場者登録を済ませれば誰でも無料で入場できましたが、今回から無料入場するためには「出展社からの招待」が必須となりました。
私も直前にそのルール変更を知り、今回は日華化成さんから招待コードを発行していただく形で無事に入場登録ができました。一見すると来場者にとってハードルが上がったように思えますが、出展企業の立場から見ると、これは事前集客の絶好のフックになります。
事前の案内メールやSNSで、「通常5,500円の入場料が、当社の招待リンクからご登録いただくと【無料】になります!」と案内できるため、既存のお客様や見込み客に対して強力な特典になるのです。
高機能素材Weekの大阪開催は来年5月に予定されています。大阪でもこの入場料システムが導入されるのか、今後の動向に注目しておきたいところです。
まとめ
新設された展示会へ果敢に打って出て新しい顧客層を開拓された日華化成さんのチャレンジ。そして、主催者のルール変更をピンチではなく自社の集客チャンスへと転換していく発想。展示会で成果を出し続けるためには、展示会場のリアルな変化に常にアンテナを張り、味方につけていく柔軟性が何より大切だと実感した幕張の1日でした。
今日もお読みいただきありがとうございます。

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