うめきた地下ホーム レポ

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昼間はあたたかくすっかり春ですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

大阪に未来の駅が誕生!

3月18日のダイヤ改正でJR大阪駅うめきた地下ホームが開業しました。

うめきた地下ホームとはJR大阪駅の地下に新しくできたホームです。現在はおおさか東線と特急「はるか」「くろしお」の停車駅として稼働しています。2031年には大阪駅とJR難波駅をつなぐ「なにわ筋線」が通るほか、私鉄が乗り入れるようになるという話も。

まずは一番気になるポイントである従来の地上ホームからどの程度離れているのか、を確認してきました。

まず、声を大にしてお伝えしたいのは「意外と近い」ということです。地下ホームと地上ホームの連絡通路は大阪駅の西側にあります。なので環状線の鶴橋・京橋方面から向かう場合は必ず前方に向かうことがポイント。間違って中央や東の階段を下りてしまうと延々と遠回りをすることになります。

ホームの西の端の階段(エスカレータ)と連絡通路を通っていくと、地下ホームまでの距離は私の足で4分程度。東京駅の地上ホームと京葉線地下ホームくらいの遠さを想像していたので、拍子抜けするくらいの近さでした。感覚的には御堂筋線新大阪駅と新幹線ホームくらいの距離ですね。

次にお伝えしたいのが最新の設備です。

こちらは日本でここにしかない「顔認証改札」!JR西日本のアプリで自分の顔を登録し、イコカ等の鉄道系ICカードと紐づけることで顔認証で改札を通過することができます。ただまだここにしかないので、入口か出口かどちらかではICカードを通すことにはなります。すごく未来っぽくてかっこよかったです!

あとこれもここにしかないらしい「可動式ホームドア」です。4線あるホームのうち、はるかとくろしおが停まるホームにだけ設置されたこちらのホームドア。はるかとくろしおはドアの位置が違うのですが、それぞれに合わせた部分が開くいう仕組み。ディスプレイもでっかくてこちらもかっこよかったです。

更に写真は撮りませんでしたが、トイレの前には空き状況を表示するディスプレイがありました。満室なのか空室があるのか、空室がある場合はいくつ空いているのかが一目でわかります。私が居たあいだは女子トイレはずっと満室でした。でもすぐ近くの連絡通路のトイレはずっと空いていました。そちらも出来たてで綺麗で良いトイレでした。

全体的に地下なのにすごく明るいのが印象に残りました。おおさか東線に乗って高井田から帰ったのですが、例えば中央線の高井田駅の暗さと比べるとこれが同じ地下ホームかと信じられないくらい明るかったです。

あと特記すべきポイントとしては無料の「通行証」を発行できる点です。よく大きな駅にいて「駅の中を抜けたら近いのに入場券を買うのはもったいないよな」と思うことありませんか?そういうニーズを満たすために地下ホームの券売機で0円の通行証を発行し、大阪駅の西口から出るということが可能だそうです。うれしいですね。

こうした日本初の技術や設備を取り入れた実験的な駅が東京ではなく大阪でスタートするのはなぜなのでしょうね。察するに当面おおさか東線とはるかとくろしおしか停車しないのであれば、利用客はそこまで多くはありません。まずは実験をするのにちょうど良い規模感だったのかな、と想像しています。

これから大阪では2025年の万博に向けて新しい試みがいくつも催されることと思います。まずはその先駆けとしての大阪駅うめちか地下ホームの開業を起爆剤になって盛り上がっていけばいいなと思います。

まとめ

今朝の展活タイムズは大阪駅うめきた地下ホームのレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。