第4回くだらないものグランプリ レポ

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

大阪に帰ってきたらまた一つ季節が進んでいました。すっかり秋ですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

過去最高の盛り上がり!

2023年10月14日(土)第4回くだらないものグランプリが今年も開催されました。

くだらないものグランプリとは今年で4回目をむかえる“町工場が自社の技術を活かし、いかにくだらないものを作るかを競う大会”です。毎回ライブ配信で開催されるにも関わらず配信会場が独特(笑)。今年はなんと愛知県蒲郡市の竹島水族館から配信されました!

当日は市内の「うえむら」さんでランチタイムに決起集会。そして生命の海科学館のセミナールームをお借りしてリハーサルを経て、18時から本番がはじまりました。

今年のエントリー企業は21社。

1.栃尾製作所「パラダイスふぉ~湯~」
2.蒲郡製作所「ピンポロロロロ~ン」
3.和模型工房「黒」
4.鬼福「鬼瓦えんぴつ削り」
5.フジタ
6.プラスワールド「スシヤロー」
7.ダイワ化工「はぁ?っとるくん」
8.千成工業「TKジェネラル 政さんを救え!」
9.三洲ワイヤーハーネス「マッスルなわとび」
10.クロステック「煩悩」
11.近藤工作所「heavy day」
12.アルミファクトリー「これぐらイカ?」
13.ラポール「和術開栓」
14.サン樹脂「Sunderella〜これであなたもシンデレラ~」
15.東亜成型「いつでもどこでもモンハン」
16.鶴ケ崎鉄工「鬼は外 犬はうち」
17.東栄超硬「とんがりくーん」
18.三重設計「オクトイス」
19.デイ・プラフト「ドバット」
20.大伸「パン切り パン治郎」
21.師勝化成「発泡美尽戦士 シャインキーパー」

初参加企業6社を含む全21社のうちオンライン投票で選ばれたチャンピオンはこちら!デイ・プラフトさんの「ドバット」!!!

「ドバット」とは一味唐辛子350振り分が一度にでる装置。インドネシアからの若い女性の研修生2人が辛さに強いことから得られたアイディア。デイ・プラフトさんは樹脂加工会社なので水族館にちなんで樹脂製のアザラシの形をした唐辛子を“ドバット”投入する装置が完成したのだとか。

事前投票用動画、当日のプレゼン、そしてなんといっても作品のクオリティー、どれも一切手を抜くことなく素晴らしく、かつくだらなく過去最高の投票数を得てチャンピオンになられました!

チャンピオン以外の各賞は下記のとおり。
2位 東栄超硬「とんがりくーん」
3位 三洲ワイヤーハーネス「マッスルなわとび」
仲間が選んだ賞 デイ・プラフト「ドバット」
審査員特別賞 東栄超硬「とんがりくーん」
竹島水族館館長賞 サン樹脂「Sunderella〜これであなたもシンデレラ~」

私は今年もくだらないものグランプリのインスタアカウントからのライブ配信で裏配信を担当しました。YouTubeのライブ配信を見ながら相棒の生川香さんとわーわー言ったり、プレゼンを終えた企業さんにお越しいただき感想を聞いたりしていたら一瞬で4時間が過ぎていました(笑)。今年はアーカイブが残っていますので、もし興味ある方がいらしたらご覧ください。

今年の裏配信は最初以外はずっと企業さんがゲストとして来てくださっていたので、そちらのトークに夢中で実際の配信はほとんど見れてないんですよね(笑)。なので昨日あらためてアーカイブを見ました。そしたら今年から審査員として入ってくださった稲波さんが総評で「くだらないもの」を定義してくださっていました。

くだらないものとは
1.どうしようもないことを全力でやる。
2.本質をずらす。
3.最大限の力を使って、最小の効果を狙う。

言語化されるって気持ちいい!!入賞した企業さんはもちろんくだらないもの過去の大会でも爪痕を残した企業さんたちはここをしっかりとおさえられていました。

そして急遽、館長賞を出してくださった竹島水族館の小林館長はやはり素晴らしくかっこいい方でした。元々竹島水族館とくだグラは通じるところがあると思ったことから今回の開催が実現に向けて動いていったのですが、計画の過程でも当日もずっとこちらの意図をすばやく汲み取り、やりたいようにやらせてくださいました。館長考案のくだグラグッズが誕生するかもしれませんよ?(笑)

最後に蒲郡開催が成ったのは蒲郡製作所の伊藤社長が影にひなたにたくさん動いてくださったおかげです。蒲郡で開催できて本当によかったです! 裏方メンバーも本当によくがんばりました。昨日はしっかり休めていたらよいのですが。

第4回くだらないものグランプリはYouTubeで全編ご覧いただけます。4時間あるので見通すのはなかなか大変ですが、よかったらご覧ください。

まとめ

今朝の展活タイムズは第4回くだらないものグランプリのレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。