フィジカルAI Summit レポ(行ってないけど)
おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。
10月に入りました。今日はこれから東京にむかいます。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。
日本のフィジカルAIを実装へ
9月16日(水)、パレスホテル東京にて「フィジカルAIサミット」というイベントが開催されました。私は今回、現地へ直接足を運ぶことはできなかったのですが、経済ニュースの報道を見て関心を持ったのでレポを残しておきます。
というのも、このイベントを主催したのは、東京ビッグサイトや幕張メッセなどの巨大展示場を埋め尽くすメガ展示会でおなじみの「RX Japan」。にもかかわらず、今回の出展社数は国内わずか7社という超小規模だったからです。
なぜRX Japanが「わずか7社」のサミットを開催したのか?
千社以上の出展社を集める業界最大手の主催会社が、格式あるホテルのクローズドな空間で、たった7社だけを集めてイベントを行う。展示会の在り方という視点から見ても深い試みです。
実は、今年の11月11日(水)~13日(金)に、幕張メッセにて「第1回 フィジカルAI EXPO」が開催されることがすでに決定しています。
そう考えると、今回のパレスホテル東京でのサミットは、11月の大型本戦に向けた前哨戦という位置づけであることは間違いありません。 政策担当者、大手部品メーカー、そして最前線を走るスタートアップのキーパーソンをギュッと集め、社会実装と国産サプライチェーンの基盤を固めるための仕掛けだったのだと読み解けます。
報道から伝わる「フィジカルAI」現場の最前線
ニュースで報じられていた出展技術やロボットの事例は、どれも現場の実作業に直結する非常に実用的なものばかりでした。

- スタートアップ「ugo」: 電動ドライバーを使ってネジを正確に締めるロボット。警備ロボットの自社技術を応用し、現場向け国産AIロボットを一貫開発。
- 現場の繊細な作業を担うロボットたち: ハンマーで釘を打ち込むロボットや、柔らかいパンを潰さずに掴んで運ぶ搬送ロボットなど。
画面の中のデータ処理にとどまらず、現実の物理空間(フィジカル)で手足を動かすロボットたち。参加7社によるコンペティションが行われ、勝ち抜いた企業には量産支援が決定するという、まさにビジネス直結の現場でした。
日本のものづくり・部品メーカーに訪れる巨大な勝機
今回のサミットの根底にある大きなテーマは、「部品の国産化とサプライチェーンの構築」です。
現在、ヒューマノイドロボットなどの開発では中国をはじめとする海外勢が先行していますが、中核部品の多くを海外に依存しているという供給リスクを抱えています。 だからこそ、まずは部品単位から信頼できる国内調達を進めようという問題意識が共有されました。
ここで生きてくるのが、日本のものづくりが誇る圧倒的な強みです。
- モーター: ミネベアミツミ
- センサー: ソニーグループ
- 制御システム: 日立製作所、富士通
自動車や産業機械の厳しい要求に応え続けてきた、日本の「タフで壊れにくい部品技術」。これこそが、過酷な現場で動き続けるAIロボットの骨格となり、心臓部になります。
11月の本戦「第1回 フィジカルAI EXPO」へ向けて
これからの展示会は、単に完成品を並べてアピールする場だけでなく、「技術を開発する側」と「タフな部品や加工で支える側」がガッチリ手を組み、新しい産業エコシステムを立ち上げるための「共創の場」へと進化していくのだと感じさせられました。
超クローズドな前哨戦を経て、11月の幕張メッセ「第1回 フィジカルAI EXPO」ではどのような広がりが生まれるのか。日本のものづくり企業の新しいチャンスとして、引き続き注目していきたいと思います。
今日もお読みいただきありがとうございます。

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