【動画】展示会来場者数回復状況2023

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

2月もあと2日。少しずつ春らしくなってくると共に花粉が増えます。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

来場者数回復率と傾向と対策

YouTube展活チャンネルに新しい動画「展示会来以上者数回復状況2023」をアップしました。

2023年に入りインバウンドや飲食店の客足はすっかりもどったように見えます。同様に展示会の来場者数も戻っているのでしょうか。2022年秋以降に開催された展活企業さんと関係のある展示会の来場者数回復率を出てみました。

一部モノづくりフェアやFIELD STYLE秋などコロナ前よりも来場者数を増やしている展示会があるにはあるのですが、多くの展示会ではまだ完全にコロナ前ほどの来場者数に戻っているわけではなく、平均すると回復率は75.1%でした。

規模別に分類してみたところ、10万人を超えるような巨大展示会ほど大体平均に近い回復率でした。

もう少し母数を増やせば地域別の分類にも特徴が見えるのかもしれませんが、この数では地域別の違いはあまり見られませんでした。

開催時期別で見ると昨年秋開催の回復率のほうが高く、冬に入ってからの回復率は比較的低めになっています。

これらの結果から今後我々がとるべき対策を考えてみました。来場者数が完全に戻り切っていないということは、来たくても来られな人に向けてオンラインでの発信を強化する必要があります。具体的にはSNSの投稿やライブ配信です。

展示会は基本的には撮影禁止です。撮影禁止の原則は出展社の権利を守るために当然設けるべきルールです。ただ原則として禁止するのであれば、ここなら撮っていいよという“フォトスポット”を設けるべきです。自分がフォローしている人がこの展示会に行っているのだなという投稿を展示会で見かけてはじめてそんな展示会があったのだ、と認識する人がほとんどなのです。その中の何人かはじゃあ行ってみようと思うかもしれません。行けないけどオンライン展示会を見てみようとなるかもしれません。

主催者側ができることとしては撮影禁止を掲げるのであればフォトスポットを作ること。出展者側ができることとしては撮影禁止部分と撮影OK部分を明確にすること、全面的に撮影OKのブースは「撮影OK!SNS投稿大歓迎!」等のポップを置くことなどの対策をされることをおすすめします。

まとめ

今朝の展活タイムズはYouTube展活チャンネルに新しい動画「展示会来場者数回復状況2023」アップのお知らせでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。