次世代ものづくり基盤技術産業展TECH Biz EXPO 2025レポ
大島 節子おはようございます＾＾
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。
もう5月も終わりですね～。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。
未来を創る技術が集うものづくり専門展
5月28日（水）～29日（木）名古屋の吹上ホールにて「次世代ものづくり基盤技術産業展 TECH Biz EXPO 2025」が開催されました。
今回の目的はあいち展活セミナー卒業生の出展の応援と、あいち展活OBの皆さんとの見学ツアー。盛りだくさんの一日となりました。
「TECH Biz EXPO」とは？
まずは、「TECH Biz EXPO」について。 この展示会は、次世代のものづくり基盤技術に焦点を当てた製造業系のローカル専門展。今回で14回目の開催になります。2023年までは毎年2月に開催されていましたが、昨年2024年からは5月開催へと時期が変更になりました。 名古屋・中部地域のものづくり産業の最新技術や製品が一堂に会する展示会です。
【速報】来場者数150％増！
そして、今年のTECH Biz EXPOで何よりも嬉しかったニュース。それは来場者数の回復です。
近年の来場者数の推移を見てみると…
- 2020年：10,201人
- 2021年：中止
- 2022年：3,322人
- 2023年：4,797人
- 2024年：4,113人
と、コロナ禍以降、他の多くの展示会と同様に厳しい状況が続き、正直なところ、その中でも少し戻りが鈍いかな…と感じていた展示会の一つでした。
ところが今年の速報値として発表された数字は6,212人。これは、昨対比で150％。実際2022年に見学したときの体感よりもかなり多く感じました。この力強い回復は、出展社さんはもちろん、主催者さん、そして私たち展示会に関わる全ての者にとって、本当に励みになりますね。会場にも活気が満ちていました。
展活ファミリーからは7社が出展
今回のTECH Biz EXPOにはあいち展活セミナーを卒業された企業の中から、7社が出展されていました。もちろん全社ブースを訪問し、お話を聞かせていただきました。
今回は「サンブラスト」を出展、グランツさん。
今年から展示会に復帰！エドランド工業さん
角ブース用の見せ方を工夫、大竹製作所さん。
鶴ケ崎鉄工さんの呼びかけではじまった「ものづくり駆け込み寺」には、鶴ケ崎鉄工さん、蒲郡製作所さん、デイ・プラフトさんが出展。
他にも軽金属学会東海支部のブースに近藤工作所さんが出展をされていました。
今回はあいち展活OBの皆さまとの見学ツアーも開催。単にブースを見て回るだけでなく、皆で意見交換をしながら、それぞれの視点で気づいたことや学んだことを共有し合います。 OBの皆さんと一緒に会場を回る時間は、私にとっても毎回新たな発見の連続です。皆さんの鋭い視点やユニークな気づきには、いつも学ばせていただいています。
ビアホール浩養園で懇親会
展示会見学ツアーの後は懇親会。 会場は同じく吹上にあるビアホール浩養園。大阪にもビアホールはありますが、その規模のデカさに感動。昭和初期からある歴史あるお店だそう。
久しぶりにお会いできた方も何人かいらっしゃって展示会の話はもちろん、近況報告や今後の展望など話が盛り上がり、あっという間の楽しい時間でした。 こうして、展示会という一つの「場」を通じて、人と人とが繋がり、刺激し合い、未来につながっていく。これこそが展示会の、そして「展活」コミュニティの大きな魅力の一つだと改めて感じました。
まとめ：愛知から発信される「ものづくりの未来」
今回のTECH Biz EXPO 2025への訪問は、来場者数の回復という明るい兆し、そして何よりも出展社さんたちや展活ファミリーの皆さんの熱意と前向きなエネルギーに触れることができ、非常に実り多い一日となりました。
名古屋・中部地域のものづくり産業の底力と、未来への大きな可能性を強く感じ、私自身もたくさんのパワーをいただきました。 出展された展活の皆さん、そして見学ツアーや懇親会にご参加いただいたOBの皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。またどこかの展示会で集まりましょう！
今日もお読みいただきありがとうございます。
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大島 節子
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