50歳になりました
おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。
初夏らしい晴れのお天気になりました。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。
社長、講師、著者を経て50代で叶えたい2つの夢
昨日6月4日、おかげさまで50回目の誕生日を迎えることができました。この機会に、これまでの私の社会人人生を少し振り返りつつ、これから始まる50代で実現したい「夢」についてお話しさせてください。
各年代の軌跡 ~点と点が線になるように~
振り返ってみると、あっという間であり、そして本当に色々なことがあった道のりでした。
【20代:社長になった】 若くして家業を継ぎ、社長という立場になった20代。再建に無我夢中の日々でした。あの頃の経験が私の原体験です。
【30代:専門分野「展示会」との出会い、そして講師へ】 試行錯誤の中で、私にとっての大きな転機となったのが「展示会」という専門分野との出会いです。その奥深さ、そして中小企業にとっての可能性に魅せられ、深く関わるようになりました。そして、その経験と知識を少しでも多くの方にお伝えしたいという想いから、展示会セミナーの講師としての活動もスタートさせました。人に教えることの難しさと喜びを知り、専門家としての土台を必死で築いた30代でした。
【40代:専門分野での「ビジネス書出版」】 これまで培ってきた展示会活用のノウハウや考え方を、もっと広く、もっと深く届けたい。そんな想いをかたちにすべくビジネス書の出版を実現。49歳になる年、ギリギリ40代で叶いました。新宿の紀伊国屋書店で自分の本が平積みされている光景を見たときの感動は忘れられません。この経験が、私にさらなる発信への意欲を与えてくれました。
一つひとつの年代での経験の積み重ねが無駄になることなく、点と点とが繋がるようにして、結果的に今の私を形作ってくれている。そう感じています。
50代での実現したい2つの夢
そして50代の幕開け。これまでの経験と50歳になった今だからこそ見える景色、そして湧き上がってくる想い。この先の10年で、私はこんな夢を実現したいと考えています。
夢1:大学の先生になる~実践的な学びを次世代へ~
一つ目の夢は、大学で講師として教鞭を執ることです。 さすがに今から教授を目指せるとは思っていません。でもこれまでの実務家としての経験や、多くの中小企業と関わらせていただいた知見を活かして、次世代を担う若い人たちに、実践的な学びを届けたいという想いがあります。
具体的に教えたいテーマとしては、
- 展示会活用(中小企業の販路開拓): これはもう、私のライフワーク。1年間のプログラムを組んで、学生さんたちに展示会やwebを活用した広報活動のノウハウを伝えることは今すぐにでも可能です。“入社1年目から活躍できる広報担当育成講座”みたいなタイトルでやってみたい!
- 事業承継(アトツギ支援): 私自身は学生時代は商売人の家に生まれたことを悲観していたんですよね。でも自分で家業を継いだ経験を経て、また多くのアトツギ経営者の方々を見てきた中で、アトツギだから出来る夢の叶え方があると気づきました。学生さんと一緒に可能性を探っていく授業をやりたいです。
- 女性リーダー論: これまでの私自身の経験や、出会ってきた多くの輝く女性経営者・リーダーの方々の姿から学んだことを元にプログラムを作る。そしてディスカッション中心の講座をとおして、これからの時代を生きる女性たちの成長に携われたら最高ですね。
人生で一番幸せだったのは女子大で過ごした4年間でした。なので今もアカデミックな世界への憧れは尽きないんですよね。でも二十歳ごろの私はあまりに大学が幸せ過ぎてこの場所から出たくないと思っていました。だからこそ大学を出てからこそこんなにもおもしろい世界が待ってる、ということを学生さんに伝えたいです。
夢2:物語を書く~令和の紫式部を目指して~
そして、もう一つの夢。それは物語を書くことです。実はずっと温めてきた想いなんです。何度か展活タイムズにも書いたことがありますよね。最初のテーマはもう決めています。
それは、様々な制約の中でこそ、しなやかに、そして力強く花開き、それぞれの場所で輝いた女性たちの群像劇です。 僭越ながら「令和の紫式部」として、女性たちの生き様や内面を深く掘り下げ、誰かの心に響く物語を紡ぎたいと思っています。 仮題は『置かれた場所で咲いた花たち』。いかがでしょう?(笑)
このテーマで書きたい理由。それは『置かれた場所で咲きなさい』的な考え方を否定する人もいます。しかし置かれた場所で咲くしかない人もいる。その人たちは不幸なのか?決してそんなことはありません。置かれた場所で咲くしかなかったけど、美しい花を咲かせた人たちをたくさん見てきました。今度は私が物語という形で、誰かに届けられたら…そんな妄想をもう何年も脳内で繰り広げています。
遠い夢から実現可能なビジョンへ

20代の頃の私を振り返ると、「大学講師」や「小説家」といった夢は、あまりにも遠く、現実離れしていて、口に出すことすら憚られるようなものでした。 日々生きることに追われ、目の前のことで精一杯だったあの頃には、想像もつかない未来でした。
しかし、30代で「展示会」という自分の核となる専門分野を見つけ、伝える力を磨き、40代でそれを「書籍」という形にして届ける経験を積んだ今。 50歳になった今の私には、これらの夢が、決して手の届かないものではなく、「実現可能なビジョン」になりつつあるのではないか、という微かな実感があります。
まとめ:50代も歩み続けるために
あの日の選択を正解にするのは結局、自分の行動なんですよね。
「大学講師」も、「小説家」も、決して簡単な道ではないことは重々承知しています。 でも、遠すぎる夢ではなく実現可能なビジョンである、と自分自身で思えるようになったことに積み重ねの力を感じています。
50代になった大島節子も変わらずどうぞよろしくお願いいたします。
今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

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