川口市市産品フェア2025レポ(行ってないけど)
おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。
鍋が美味しい季節になってきましたね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。
会場はオートレース場!?地域展示会のユニークな魅力
先週末の10月24日(金)から26日(日)にかけて、埼玉県川口市では「川口市市産品フェア2025」が開催されていました。

この展示会にはオンラインセミナーの講師として、昨年に続き今年も関わらせていただいています。2024年は効果的なブース作り、そして今年はアフターフォローを含む成果に繋げるアクションプランについて、出展者の皆さんにお話しさせていただきました。
このフェアの会場はなんと川口オートレース場。 私には「オートレースって車?え、バイクなんだ!」くらいの知識しかありませんでした。競輪やボートレースはCMで目にすることがあります。住之江のボートレースは電車から見えます。しかしオートレースは実物はもちろん映像ですら見たことがありませんでした。
それもそのはず関西にはオートレース場がないのです。調べてみたところ1950年代には長居にあったらしいです。しかし騒音への苦情が元でたった5年で閉鎖されたそうです。
ビジネスも、地域のお祭りも。川口市の“全部盛り”フェア!
そんな私にとって未知の世界で開催される「川口市市産品フェア」ですが、その内容は…。
- 目的: 川口市内で生産される製品やサービスを市内外に広くPRし、販路拡大、地産地消、地域経済活性化を目指す。
- 規模: 建築土木から医療福祉、ITまで多種多様な220小間が出展。しかも今年は早々に完売御礼となるほどの人気ぶり。
- 集客力: 3日間で約2万人が来場する、川口市の一大イベントです。
- コスパ: なんと1小間(3m×2m)1万円で出展できるという、驚きの価格設定。
- 最大の特徴: 金曜日はビジネス客、土日はファミリー客と、ターゲットが明確に分かれるハイブリッド型の構成。
これだけの要素を詰め込み、これだけの人気を誇る地域展示会は、全国的にも珍しいのではないでしょうか。
なぜオートレース場で?関西人にはカルチャーショック
オンラインで関わらせていただく中で、やはり気になるのは会場のこと。「なぜ、オートレース場で展示会を?」
調べてみると川口オートレース場は日本一なのだそう。そして単なる公営競技場としてだけでなく、お祭りの会場になったり、今回のように展示会の会場になったりと、まさに「市民の憩いの場」として、地域の人々の生活に深く溶け込んでいるようなのです。
ギャンブル場で展示会なんてカルチャーショックでしたが、様々な背景を知りこれは一度自分の目で見てみたい!という気持ちが年々強くなっています。
オンラインで関わる私と、「展示会の多様性」という学び
2年間、画面越しではありますが出展者の皆さんと関わらせていただき、セミナーでお伝えしたことを実践しようと試行錯誤される姿を拝見してきました。
しかしやはりオートレース場という独特の会場の雰囲気、ビジネスデイの熱気、ファミリーデイの賑わい…こればかりはオンラインでは分かりません。「今年こそ会場に行きたかった!」というのが正直な気持ちです。
この経験を通して、改めて「展示会の多様性」を学ばせていただきました。 東京ビッグサイトのような巨大な国際見本市もあれば、川口市のように地域に深く根ざし、ビジネスと市民交流が融合した、まるで“お祭り”のような展示会もある。それぞれに目的があり、それぞれの良さがある。展示会の世界は、本当に奥が深いですね。
まとめ
「川口市市産品フェア」のような、地域に深く根ざした展示会が持つ力と可能性は、計り知れません。出展料を抑え、ビジネスチャンスと市民へのPR機会を同時に提供するこのモデルは、他の地域にとっても大いに参考になるはずです。
来年こそは、セミナーだけでなく場に足を運びたい。 ビジネスの熱気と、市民の皆さんの笑顔と、そして…人生初のオートレース場の空気を感じに!今から来年が楽しみです。
今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子
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