第1回ヒューマノイドロボットEXPOレポ(行ってないけど)

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

桜はすっかり葉桜になりましたが、藤やつつじがきれいな季節。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

ヒューマノイドロボット市場の現在地と日本企業の勝ち残り策

現在、東京ビッグサイトでは4月15日(水)から17日(金)までNexTech Week 2026【春】が開催されています。私は現場には行けなかったのですが、経済ニュースWBSにて今年初開催となる「第1回 ヒューマノイドロボット EXPO」の特集が放送されていました。 その内容が私自身が過去の展示会現場で感じたこととリンクして興味深かったので、今日は展活視点でのレポートを残しておきたいと思います。

WBSで注目された最新ロボットと「10兆円市場」の未来

深刻化する人手不足の救世主として期待されるヒューマノイド(人型)ロボット。WBSの特集では、その最前線が紹介されていました。

特に目を引いたのはリョーサン菱洋のブースです。小型AIスーパーコンピューターを国内で初めて導入し、製造や物流現場の「作業員の動きを学習・データ蓄積する」ことで、人にしかできなかった作業の代替を目指すというもの。さらにドライバーを回したり小さな物をつまんだりできる「5本指ロボット」も開発中とのことでした。

番組の予測ではヒューマノイドロボット市場は2032年に約10兆円規模にまで拡大し、早ければ2〜3年後にはコンビニの品出しやファミレスの接客など、私たちの日常にロボットが当たり前に入り込んでくるそうです。

メッセナゴヤでの実体験と、突きつけられた日本の遅れ

実は私、昨年のメッセナゴヤでヒューマノイドロボットの取材をさせていただいたことがあります。その際にも、現場作業員の動きを学習して動くロボットの実演を目の当たりにし、その滑らかさと技術の進歩に驚きました。

しかし同時に取材を通して「この分野において日本は世界から大きく後れを取っている」という厳しい現実も知ることになりました。

WBSでも会場に展示されているロボットのほとんどは中国メーカーの製品であり、日本企業は「代理店」や「使いやすいように改良する役割」に留まっているケースが多いと報じられていました。アメリカと中国が圧倒的な2強として投資規模でも他を大きく引き離しているのが現状です。

日本の勝ち残り策は要素技術にあり

では日本企業はこの巨大市場でどう戦えばいいのでしょうか? 番組内での解説が非常に腑に落ちるものでした。今から日本がヒューマノイドロボットの「完成品」で米中に追いつくのは、資金力から見ても極めて困難です。 私たちが取るべき現実的な勝ち残り策はスマートフォンの市場構造と同じように、ロボットの関節を動かすモーターや、感覚を司るセンサーといった「要素技術」の供給において世界に不可欠なポジションを獲得することです。

メッセナゴヤでの実感とも重なり「なるほど、それが一番、現実的なんだ」と納得しました。

中小製造業の「強み」が活きる時代へ!

完成品を作れないかもしれない。しかし日本のモノづくり企業が長年培ってきた、他に真似できないような精巧な要素(部品・技術)が、世界の最先端産業を裏から支えているのですね。

だからこそ展示会というリアルな場で「自社の持つ要素技術が、これからの社会課題(ロボット開発など)のどこに貢献できるのか」を明確にアピールしていくことが重要になります。 「いい部品を作っていればいつか見つけてもらえる」ではなく、自ら問題解決力を発信していく。そのための舞台として、展示会を大いに活用していただきたいと改めて感じました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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