2022年夏のリアル展示会の現状

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今朝は明け方の雷で目が覚めました。現在、大雨警報がでているようです。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

人は多いのですが戻り切ったのかと言うと…

先週は日本各地で展活企業さんと関わりがあるような展示会が複数開催されました。

・名古屋:INTERMOLD・金型展ほか@ポートメッセなごや
・尼崎:あまがさき産業フェア@ベイコム総合体育館
・北九州:中小企業テクノフェアin九州ほか@西日本総合展示場

いずれの会場も猛暑や雨にもかかわらずとてもにぎわっていた様子でした。あちらこちらで「もう人出は戻ったね」という会話が聞こえてきました。

ただ、きちんと数字を見てみるとそうでもないんですよね…。

上は中小企業テクノフェアin九州などを含む課題解決EXPO全体の来場者数推移です。今年の来場者数は3日間で13,749人。これはコロナ前の2019年の28,120人と比較すると48.9%になります。

同日に名古屋で開催されたINTERMOLDの今年の来場者数は20,982人。コロナ前の2019年の40,171人と比較すると52.2%。このように戻り具合はどちらもコロナ前の半分程度です。

あまがさき産業フェアの来場者数推移も見たかったのですが、まだ公開されていませんでした。

6月はじめに開催されたFOOMAの戻り具合が9割以上でした。7割くらいまで戻ってきている展示会が多い一方、人とくるまのテクノロジー展は3割程度だったり、展示会によって戻り具合はまちまちです。これは展示会のジャンルや客層、または開催場所による違いなのでしょうか。

初開催なのでコロナ前との比較はできないのですが、6月30日~7月2日に愛知スカイエキスポで開催されたロボットテクノロジージャパンは41,880人の来場者数を記録しています。会場が常滑で出展社数が196人でこの来場者数はすごいと思います。1社あたりの来場者数213.6人はなかなかない数字です。

6月あたりから確実に流れが変わってきた実感があるので、あらためてまとめ記事か動画でお伝えできればと思います。

まとめ

今朝の展活タイムズは2022年夏のリアル展示会の現状について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。


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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。