MEX金沢2023 レポ

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

大阪市内はとても良いお天気で気温も上がりそうですが、夕方から雨が降るみたいですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

北陸地域のものづくり企業が集結

2023年5月18日(木)~5月20日(土)石川県産業展示館にて第59回機械工業見本市MEX金沢2023が開催されました。主催は石川県鉄工機電協会さん。今年で59回目をむかえる歴史ある展示会。石川県内・県外から多数の工場機械やロボット、部品加工技術を持つ企業179社が出展をしました。

会場の石川県産業展示館は金沢駅から車で20分程。10分おきに駅から無料のシャトルバスが出ているので、すこぶる快適な移動でした。

会場は石川県産業展示館の3・4号館を使用。来場者数は既に発表されており、2023年は3日間で35,638人が来場されたそうです。コロナ前の2019年は58,795名が来場。210社が出展されていたそうなので、来場者数の回復率は60.6%。出展社数の回復率は85.2%。会場は非常に賑わっているように感じられましたし、今年の35,638人もすごい記録だと思います。ただ出展社数の回復率の割に来場者数の回復率が低いので、コロナ前を知っている人にとっては少なく感じられたかもしれません。

出展されている企業さんは各地のものづくり系展示会でお見かけする面々ももちろんいらっしゃいますが、見たことがない北陸地域の地元企業さんのブースが多かったです。

我々が良く知っている展示会会場は埋め立て地に建てられていることが多いのですが、石川県産業展示館はスポーツ施設などを有する大きな公園の中にあります。元々は丘だったのでしょうか?1~3館と4館の間は結構距離があって、坂道を登って移動をするため、真夏・真冬・雨だと厳しい会場だと思いました。あとおそらく雪対策と思うのですが屋根が三角なんですよね。色々と新鮮でした。

2号館ではビジネス創造フェアいしかわ2023という総合展も開催されていました。他にもMEX金沢の会場では学生向けのイベントも行われており、地元企業にとっては採用の場としての役割も担っているようでした。

今回は特急サンダーバードで3時間近くかけて金沢まで移動しましたが、敦賀までの北陸新幹線の線路や駅は完成しているように見えました。2023年末に開業なので、今後は駅の内装などを仕上げていく段階のようです。新幹線が通ってしまうと敦賀まで新快速で行って、敦賀からは新幹線で向かうことになるのかな。サンダーバードに乗れるうちに乗っておきたかったので乗れてよかったです。往復約6時間で今話題の「サンクチュアリ聖域」をほぼ見通すことができました(笑)。

最後に気になるコスパについて。出展料は1小間132,000円。3万人以上来場する展示会でこの値段はお得ですが、“新型コロナウイルス感染症対策として、密を防ぐため2小間以上でのお申し込みとさせていただきます。”という注意書きが気になるところ。1小間出展のブースもあるにはありましたが、確かに言われてみれば2小間以上が多かったように思います。

北陸地域での販路開拓をお考えのものづくり企業さんは出展を検討されてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今朝の展活タイムズはMEX金沢2023のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。