三和金型製作所さん2024 2日目

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

一度暖かくなったからか冷え込みが沁みます。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

誰に何を伝えるためのウェブサイトなのか

2月23日(金・祝)は和歌山市の(有)三和金型製作所さんに今年2度目の訪問でした。

昨年は大阪ギフトショー出展を軸に自社ブランドの立ち上げと第一弾製品の販路開拓をサポートさせていただいた三和金型製作所さん。今年はウェブサイトのリニューアルを軸に本業である金属加工技術の販路開拓をお手伝いさせていただいています。

前回は町工場が目指すべきウェブサイトの在り方や、売上につながるサイトとそうならないサイトの違いを知っていただくセミナーを受けていただき、これからのリニューアルに向けてサイトのコンセプトを考えるワークを行いました。

今回も引き続きサイトコンセプト“誰に何を伝えるためのサイトなのか”をブレーンストーミングの手法を使って社員さん全員で考えていきました。サイトのキャッチコピーを考えるワークではなんと96個ものキャッチコピー案が出ました!ずっと通わせていただいているので、だんだん打ち解けてたくさんアイディアを出していただける場づくりができてきたように思います。

同時に課題も出てきました。顧客層をどこに定めるのか、範囲は和歌山市?近畿圏?それとも?!金属加工の範囲もどこからどこまでとするのか、突き詰めて考え始めるとサイトを作るということのハードルがどんどん高くなっていってしまいます。もちろん最初にきちんとコンセプトを考え抜くことが何よりも大切なのですが、一方でウェブサイトというものは臨機応変にその都度都度で変更ができるという特性もあります。

例えば展活サイトのトップバナーは12年間で10回以上変更してきました。その時々”できること”と“求められていること“と“やりたいこと“は変化していきます。コンセプトという大きな軸は大切にしながら、変えるべきと思うところはどんどん変えていく、それがウェブマーケティングで販路開拓を成功させるカギだと思っています。

以前も書きましたが、中小製造業のウェブマーケティングってやっているところはマネできないレベルでめちゃくちゃやっているし、やっていないところは何もやっていなくて、ちょうど良いお手本がなかなかないんですよね。三和金型製作所さんの新しいホームページを一緒に作りながら、町工場ならではのウェブ活用のかたちを引き続き一緒に作っていきたいです。

まとめ

今朝の展活タイムズは三和金型製作所さん2024年のサポート2回目のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。