1小間ブースの展示会タペストリー制作時のチェックポイント

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昼間は真夏のような暑さになってきましたね。朝晩の涼しい時間が貴重です。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

ポイントをおさえ訴求力の高い壁面を作ろう!

最近、レポしたいことがありすぎて全然ノウハウ記事が書けてませんよね(^^ゞ。今日は久しぶりのノウハウ記事。あらためて展示会用タペストリー制作時のチェックポイントをおさえておきましょう。

私は中小企業の展示会出展の際の1小間~2小間ブースの壁面装飾にはタペストリーをおすすめしています。ポスターパネルでも良いのですが、何度も使うと折れたり割れたりしますし、両面テープで貼るとよく落ちてくるし(笑)、何といってもダイナミックな表現ができません。その点タペストリーで壁全体を覆うように装飾するとまるで壁面加工をしたような効果があり、吊るすだけなので設営も簡単です。

デメリットはポスターと比べると予算がかかることです。その点は今後、何度も使うことを考えて決めていただければと思います。だからこそ制作時におさえておくべきポイントをしっかりとおさえ、作り直すハメにならないように気を付けたいですよね。

3mのデザインの場合でも1mを3つ作る

1つ目のポイントは3mのデザインの場合でも1mを3つ作る、です。3m1セットのダイナミックな表現をするために3mのタペストリーを作ってしまいがちですが、3mで作ってしまうと保存時に確実にシワが入り、2度目以降に使用する際に不細工です。また3mをピンと張って吊るのはなかなか難しいです。1m幅を3つ作って例えイメージの途中に切れ目が入っても現場ではまったく気になりません。1つのイメージとして認識できます。

正確に言うと1m幅では広すぎます。940mm~960mm幅で作るときれいに収まります。

ベースを濃い色・文字は明るい色

ベースを濃い色・文字は明るい色にすると目に飛び込んでくる表現になります。逆に難しいのは白色です。ベース部分に白を多く残せば残すほどデザインセンスが問われ、往々にしてただの手抜きブースに見えがちです。

下部1mは情報は書かずに塗りつぶす

せっかくタペストリーを作るのだから下まで情報を載せたい気持ちはわかりますが、下部1mは展示台で見えないので情報を載せても読めません。白で残すよりもベース色で塗りつぶすほうがブースに一体感が生まれ、すっきりとまとまります。

中小企業の初出展において、出展料の次に多い投資はタペストリーです。以上のポイントに気を付けて訴求力の高い壁面装飾を作ってくださいね。

まとめ

今朝の展活タイムズは

今日もお読みいただきありがとうございます。


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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。