製造業向け展示会での効果的なポップの使い方

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日も暑かったですね~。大阪はいうて35~36度ですが40度を超える地域もあるのですね!くれぐれもご安全に。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

ポップを効果的に活用し伝達力の高いブース作りを!

展示会は“展示”をする場なので、展示台に展示物をどのように陳列するかは大切です。そう言うと必ず「うちは部品加工業だから展示するものがない。お客さんから預かっている部品を出すわけにはいかない」と言われるのですが、ないなら作ってください。

何を作るのかというと“問題解決を説明するための展示品”です。

私の展示会指導では初日に出展コンセプトを明確にするワークを必ずやります。出展するものは何で、伝えたい人は誰で、その人は何を求めていて(もしくは困っていて)、それに対して自社は何を提供できるのか、を言語化し整理します。

そうやって明確になった出展コンセプトに沿った問題解決を説明するための展示品を展示台に並べるのです。その際はポップを効果的に活用しましょう。

例えば出展コンセプトが「熱害対策でお困りの方へのご提案」「小型化でお困りの方へのご提案」「軽量化でお困りの方へのご提案」と決まったとします。であれば、熱害対策コーナー、小型化コーナー、軽量化コーナーの3つをもうけ、それぞれのコーナーを示すために、3つのお困りごと解決を表示したポップを作成します。そしてその前にそれぞれの問題解決を説明するための展示品を陳列します。

そうやってお困りごと別に展示品を分類して展示することで、お客さまに伝わりやすくなり、結果として成果につながる展示会になります。

ポップの大きさはA4サイズを推奨していますが、展示品が大きい場合はポップを小さくして前に持ってきてもオッケー。その辺りは臨機応変に対応してください。

ポップ立ては先日の記事「展示に必要な備品を調達する方法」で紹介したストアエキスプレスなどで通販できます。

たまに展示台に少しでも空白があると不安になるのか、何かしらを並べて空間を埋めたがる方がいますが、情報は多すぎると伝わりにくくなるので注意してくださいね。

まとめ

今朝の展活タイムズは製造業向け展示会での効果的なポップの使い方でした。

今日もお読みいただきありがとうございます。


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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。