展示会ブース解説@御津電子(株)さん

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

朝はかなり冷え込むようになりましたね。山の方は紅葉がきれいなのでしょう。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

大盛況ブースができるまで

今朝は11月1日~2日、岡山県のコンベックス岡山で開催されたOTEXおかやまテクノロジー展に出展をされた御津電子(株)さんのブースを解説したいと思います。

出会いは8月30日に開催された出展者説明会でした。出展者説明会での私のセミナーを聞いてくださったことがきっかけでブース作りについてのご相談をいただきました。9月~10月の2ヶ月でゼロから展示会を完成させることは可能ですが、かなり急がなければなりません。更に私が訪問できる日も限られていました。そんな中でなんとか予定を合わせていただき、3回の訪問で展示会を完成させることを目標にサポートがはじまりました。

最初の訪問は9月12日。展示会基礎講座と出展コンセプトを明確にするワークを行いました。メインは樹脂筐体の製作ということは決まっていて、それをどういった切り口で問題解決型にするのか。樹脂筐体の製作を発注する方は何を望んでいるのか、どのようなお困りごとをお持ちなのか、言語化していくワークを行いました。

初日のワークを元にチラシの原案を作成。それを元にどうブースに展開していくかを考えるワークを行ったのが9月21日。食堂に実物大の模擬ブースを見立て、壁面にはプロジェクターでタペストリー案を映し、展示台には何を置くかを具体的にサンプルを並べながら検討を行いました。

私が絶大な信頼を寄せる犬山印刷の宮島さんにご協力いただき、9月中には訴求力の高いチラシデザインが上がってきました。ここからはメールでやり取りをしながらチラシの校正とタペストリーの制作を進め、全てが出そろった10月21日、3度目の訪問で準備を完璧にする予定が、私に予期せぬトラブルが起きオンライン指導に。それも皆さんのご協力でなんとか乗り切っていただきました。

そして11月1日にお披露目されたのがこちらのブース。初日からずっと人だかりができる大盛況ブースになりました。展活のノウハウがいくつも取り入れられています。

・チラシはブースの設計図になる
・壁面装飾はタペストリー
・通路から読める文字の大きさは顔の大きさ
・展示台は前面に配置
・動画や動きのある機械で目を引く

御津電子さんのブースはOTEXおかやまテクノロジー展というローカル展示会全体の底上げになったと思っています。

私がサポートに入ったからと言って全ての企業さんがここまで短時間で伝達力の高い展示会ブースを完成できるわけではありません。成功の秘訣は社長が5年かけて培ってこられた社風にありました。11月2日に展示会会場で社長の基調講演を聞いてよくわかりました。明日の展活タイムズでは基調講演のレポとそこから見えてきたことをお伝えいたします。

まとめ

今朝の展活タイムズはOTEXおかやまテクノロジー展に出展をされた御津電子さんのブース解説でした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。