AIアバターがプレゼンするブース
おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。
昨日は蒸し暑かったですね~。ついにエアコンに頼りました。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。
低コストでブース全体のテンションアップ?
最近のAI技術の進化って、本当に目覚ましいですよね! 先日、私のYouTube「展活チャンネル」の動画用に、自分のAIアバターを作ってみたんです。
自分の写真1枚から、あっという間に自分のアバターができて、しかもスラスラと喋ってくれるんですよね。この技術、本当におもしろいな~と、個人的にすごくワクワクしました。
そして思ったんです。 「これ、展示会のブースでも何かおもしろい使い方ができるんじゃないかな…?」と。 自分の分身を作るのもおもしろいけれど、もし展示会で自分好み”の理想的なアバターをプレゼンターとして作れたら…?
それが、もしかしたらブースの雰囲気をガラッと変え、さらにはブースに立つ人たちのモチベーションにも繋がるんじゃないか…なんて、そんな楽しい妄想が、私の頭の中でむくむくと膨らんでまいりましたので聞いてください(笑)。
提案:展示会ブースに「理想のAIプレゼンター」を立たせよう!
私の妄想はこうです。
展示会用に、自社のブランドイメージやターゲット顧客に合わせつつ、ブースに立つ説明員さん自身の理想のAIアバターを制作します。例えば、爽やかなイケメンだったり、聡明な美女だったり、アニメキャラ、社にマスコットキャラクターがいるならそれもいいですね。

そして、そのAIアバターに、自社の製品やサービスのプレゼンテーションをしてもらうんです。 ブースのモニターでは、その理想のAIプレゼンターが、常に最高の笑顔で、非常に分かりやすく出展製品や技術のプレゼンをしつづける…。どうでしょう、なんだか楽しくないですか?(笑)
仮説:「理想のAIプレゼンター」は“士気”をアゲる!?
ここからが私の仮説です。 もし、あなたの会社のブースに、理想の爽やかでカッコイイ、あるいは萌えキャラのAIアバターが、自社製品をバリバリと紹介していたら…? 一緒にブースに立っている本物の社員さん、テンションが上がりませんか?
「おっ、うちのAIプレゼンター、今日もかわいいな!(かっこいいな!)」 「アバターの説明お客様が反応してるぞ!」 「よーし、アバターに負けないように、自分もがんばって接客しよう!」
なんて、自分のブースに立つのがちょっと楽しくなったり、AIアバターのがんばる姿(?)に刺激を受けて、自然とモチベーションが上がったり、接客にもさらに熱が入ったりするんじゃないか…と。 いわば、アイドルを応援する「推し活」ならぬ、「うちのAIアバター活」で、ブース全体が明るく、活気づく…!そんなポジティブな相乗効果が生まれるのではないかと。
現実的なメリット~注目度、多言語、そしてコスト~
「説明員の士気向上」という視点に加えて、展示会で理想のAIアバターを活用することには、もっと現実的で具体的なメリットもたくさん考えられます。
- アイキャッチ効果: やはり、洗練された、あるいは目を引くルックスのAIアバターは、それだけで来場者の注目を集めやすいですよね。ブースへの集客効果が期待できます。
- ブランドイメージの向上: 先進的な印象を与え、企業のブランドイメージアップにも繋がるかもしれません。
- 多言語対応の強化: アバターなら、流暢な英語、中国語、ベトナム語…など、様々な言語でのプレゼンテーションも、比較的容易に実現できます。海外からの来場者が多い展示会では特に有効ですね。
- 安定した説明品質: AIアバターは疲れることも、緊張することも、説明を間違えることもありません。常に一定の品質で、設定した情報を正確に、そして魅力的に伝え続けてくれます。
- 説明員の負担軽減と役割分担: アバターに基本的なプレゼンテーションを任せることで、人間の説明員は、より深い質疑応答や、見込みの高い顧客との関係構築といった、人間にしかできないクリエイティブな業務に集中できます。
そして、何より見逃せないのが…コストパフォーマンスです。 展示会でコンパニオンさんを数日間お願いすると、結構な費用がかかりますよね。その点、AIアバターなら、一度制作・設定してしまえば、人件費と比べると格段にコストを抑えられます。これは、特に予算が限られる中小企業にとっては、非常に大きなメリットではないでしょうか。
理想のアバター、どう作る?
「でも、そんな理想のアバターなんて、作るのが大変そう…」と思われるかもしれません。 私が以前、展活チャンネルの動画で自分のアバターを作る際に使ったのは「D-ID」というサービスで、これは自分の写真1枚からでも手軽にアバターが作れるものでした。
より「自分好み」の理想の容姿を追求するなら、例えば最近よく耳にする「HeyGen」というサービスなどでは、より自然な動きのアバター制作ができるようです。私も色々と試してみたいなと思っています。
大切なのは、「完璧なアバターを作らなきゃ!」と気負うことではなく、自社の伝えたいイメージに合った、そして見ていてちょっと楽しくなるようなアバターを、これらのツールを使ってまずは試してみることかもしれませんね。 専門的な知識がなくても、誰でも簡単にAIアバター動画にチャレンジできる時代になったんだなと実感します。
まとめ
AIアバターの展示会活用、特に「自分好みの理想のプレゼンター」を、しかも「低コストで」ブースに立たせるというアイデアは、まだまだ実験的な段階かもしれませんが、非常におもしろい可能性を秘めていると私は感じています。
「ブース全体のモチベーションアップに繋がるかも?」という内面的な効果に加え、集客力の向上やコスト削減といった実利的な面でも、AIアバターはこれからの展示会に新しい価値を提供してくれるかもしれません。
技術の進化を楽しみながら、どうすれば展示会がもっと効果的に、そして何よりブースに立つ人も含めて皆がもっと楽しく、前向きに取り組めるか。 そんな視点で、AIアバター活用を考えてみるのも、これからの展示会戦略の一つとしておもしろいのではないでしょうか?
皆さんの会社でも、ぜひ一度、この「AIアバター妄想」、膨らませてみてください!
今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

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