キャッチコピーが決まれば、全て決まる

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今朝も愛知県刈谷市で目覚めました。大雨警報が出ています。そんな早朝の刈谷から今日は展活タイムズをお届けします。

あらためてキャッチコピーの大切さについて

展示会はキャッチコピーで決まる。これは最近つくづく思うことです。その重要なキャッチコピーを考える上で、思考の“お助けアイテム”となるのが、下記の7つの型です。

  • ①問いかけ型
  • ②言い切り型
  • ③名指し型
  • ④数字型
  • ⑤危機感あおり型
  • ⑥感嘆型
  • ⑦ダジャレ型

この「型」はゼロから“最適解”を生み出す困難な作業を乗り越えるための助けになります。

なぜ、私たちはキャッチコピー作りで“迷子”になるのか?

そもそも、なぜ多くの企業がキャッチコピー作りでつまずいてしまうのでしょうか。 それは、自社の製品やサービスに愛情と誇りがあるからこそ、「あれも言いたい、これも伝えたい」と、伝えたい情報が洪水になってしまうからです。あるいは、カッコいい言葉を使おうとして、結局何を言いたいのか分からなくなってしまう…。 これが、多くの人が陥る“迷子の状態”です。

「7つの型」が、思考の“お助けアイテム”になる

その“迷子の状態”から脱出するためのお助けアイテムこそが「7つの型」です。 これは単なる言葉のテンプレートではありません。お客様の心に響くメッセージを考えるための“思考の切り口”そのものなのです。

例えば高い技術をお持ちのある企業。「うちの技術は、とにかくすごいんです!」という熱い想いはあるものの、なかなか来場者に響く言葉にできずに悩んでいたとします。 「では①問いかけ型で、お客様の悩みに寄り添う形にしてみようか?」と思考を促すことで、「そうだ!うちのお客様は、〇〇で本当に困っているんだ!」と、言葉が出てきやすくなります。

フレームワークは「思考のショートカット」である

このように、「型」というフレームワークに当てはめて考えてみることで、ゼロからうんうん唸って考える必要がなくなり、思考をショートカットできるのです。

限られた時間の中でコンセプトの核を見つけ出し、具体的なキャッチコピーの方向性まで決めるために、「型」を使うことは効率が良いんですよね。

まとめ

もし、あなたが今、展示会のキャッチコピー作りで迷子になっているのなら、ぜひ一度「7つの型」を試してみてください。

※「7つの型」の詳しい解説は、こちらの記事をご覧ください→ 問題解決型展示会用キャッチコピー7つの型

どの型が、あなたの会社の魅力を最も輝かせるか。 それを考えるプロセスそのものが、お客様と真剣に向き合うということであり、展示会成功への重要な過程なのです。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数300回以上、指導人数10,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。