松原商工会議所メッセナゴヤ共同出展社展示会活用セミナー

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

夜中にしっかりと雨が降って涼しい朝。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

ものづくり企業4社がメッセナゴヤに初出展!

先日、大阪府松原市へ。松原商工会議所がメッセナゴヤ2025に出展される企業4社様向けの展示会活用セミナーを担当させていただきました。

松原商工会議所としてメッセナゴヤに共同出展するのは今年が初めて。その記念すべきチャレンジに関われたことを光栄に思います。会議所の職員さんも、出展企業の皆さんも、やる気に満ちていらっしゃいました。

共同出展の「壁」を乗り越えるには?

共同出展はコストや集客の面でメリットがある一方、「各社の個性をどう見せるか」と「全体としての一体感をどう出すか」という相反する難しさがあります。

今回出展されるのは、いずれも高い技術を誇る製造業の4社。 量産が得意な金属プレス加工の会社、独自の技術を持つ研磨機の会社、多様なニーズに応えるばね加工会社、そして一点ものの精密金属加工を得意とする会社。

それぞれの個性をどうすれば来場者に分かりやすく伝えられるだろう? またどうすれば「松原商工会議所」という一つのチームとして輝けるだろうか?

セミナー後のレイアウト会議では皆で知恵を出し合いそんな議論が交わされました。

4社の技術を結集した合同製作作品

更にワクワクするアイデアも進行中。それが4社の技術を持ち寄って一つの合同製作作品を創り上げるという計画です。

これは単なる飾りではありません。 プレス加工・研磨・ばね・金属加工、それぞれの技術を活かして作り上げられる。 まさにものづくりの町・松原の技術力の結晶。メッセナゴヤの広大な会場には数多くのブースが立ち並びます。その中で、この合同製作作品が来場者の足を止め、ブースに興味を持ってもらうための「アイキャッチ」になることが期待されます。

初挑戦だからこそ、押さえたい「3つの基本」

この機会を最大限に活かすため、セミナーでは各社が個別に準備すべき3つの基本についてお伝えしました。

  1. コンセプトの明確化:「私たちは、誰の、どんなお困りごとを解決できる会社なのか?」という原点を言葉にすること。
  2. 立ち止まるブース作り:見込み客の目を確実に止め、立ち止まってもらえるブースを作ること。
  3. 準備が9割:ブース作りだけでなく、事前集客や会期後のフォローアップまで計画的に行うこと。

まとめ

初めの一歩を踏み出すのは大きなエネルギーが必要です。職員の方、制作会社の方、そして出展企業4社の皆さんが一丸となって知恵を出し合う姿に良いチームだなぁ、と感動を覚えました。

メッセナゴヤの会場で松原の技術力が詰まったブース、とりわけあの合同製作作品が多くの来場者の注目を集める光景を想像するとワクワクします。

ものづくりの町・松原、その高い技術力とチームワークで、メッセナゴヤに新たな歴史を刻んでください!心から応援しています。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数300回以上、指導人数10,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。