TOKYOビジネスフロンティアinスマートファクトリーJapan2025出展者説明会

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

激しい雨が降っている大阪市内。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

「かたちのない製品」をどう伝える?

9月26日(金)秋葉原の東京都中小企業振興公社で開催された「TOKYOビジネスフロンティア in スマートファクトリーJapan2025」の出展者説明会にて、展示会セミナーの講師を務めさせていただきました。

この事業の特徴は母体は東京都中小企業振興公社でありながら、その門戸を全国に開いていること。会場には、東京の企業はもちろん、大阪、京都、福島、福井など、まさに日本全国から選ばれた精鋭21社が集結しました。

多種多様な「課題解決のプロ」たち

今回、12月に東京ビッグサイトで開催される「スマートファクトリーJapan」に共同出展されるのは、いずれもユニークな技術を持つ企業ばかりです。

例えば…

  • 防災訓練の常識を変える「消化トレーニングMR」
  • アンテナの存在を消し、デザイン性を飛躍させる「導電性透明フィルムアンテナ」
  • 熟練者の“勘”をテクノロジーで代替する「回転設備のスマート保全」
  • 動きながらモノの重さをリアルタイムで測る「計量センサー」

まさに「工場のお困りごとをスマートに解決する」という展示会のコンセプトにふさわしい、課題解決のプロフェッショナル達です。

全社に共通する、一つの「壁」

これだけ素晴らしい技術を持つ企業さん達ですが、展示会に出展する上でほとんどの企業に共通する、ある「壁」が存在します。それは、AI、IoT、ソフトウェア、MRなど、「かたちのない=目に見えない製品」を扱っている企業が多いこと。

「物理的なモノがないのに、ブースで何を展示すればいいのか?」 「どうすれば、この目に見えない技術のすごさが来場者に伝わるのか?」これは技術を出展する企業が抱える悩みです。

見えない製品だからこそ、展活が効く

しかしこの悩みに対する明確な答えが展活にはあります。 答えはいつもお伝えしている通り製品ではなく“お客様のお困りごと”を主役にすること。かたちがないからこそ「誰のどんな課題を、どう解決できるのか」という“コト”を展示するという、問題解決型アプローチがフィットするのです。

今回のセミナーでは、90分のうち30分という長い時間を使い、「お客様のお困りごとを言語化するワーク」に取り組んでいただきました。参加者の皆さんが、自社の技術とお客様の課題を必死に結びつけようと真摯にワークに向き合ってくださった姿が印象的でした。

まとめ

今後は希望される方にはZoomでの個別相談会があります。ワークで言語化された「お困りごと」を、どうブースのキャッチコピーや展示物に落とし込んでいくのか。その過程で出てきた疑問や悩みを一緒に解決してまいります。

全国から集まったスマート技術を持つ21社が、12月の東京ビッグサイトでどんな「問題解決型ブース」を展開されるのか。12月の本番は国際ロボット展や高精度・難加工技術展などと同時開催。会場に行かれる方はぜひTOKYOビジネスフロンティア in スマートファクトリーJapanのブースもご覧くださいね。

今日もお読みいただきありがとうございます。

中小企業向け展示会サポートプログラムのご案内。無料説明会随時受付中!

>>展示会活用アドバイザー大島節子へのお仕事依頼はこちらからお願いします

The following two tabs change content below.
アバター画像

大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数300回以上、指導人数10,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。