ものづくりワールド東京2025 レポ
おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。
昨日は幕張日帰り。幕張も暑かったですが、今日の大阪も暑いですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。
2021年以来の幕張メッセ開催
7月9日(水)~11日(金)千葉県の幕張メッセで「ものづくりワールド東京」が開催されています。

今年は東京ビッグサイトが改修工事中ということで幕張での開催になりました。幕張メッセでの開催はコロナ禍真っ只中だった2021年以来のこと。当時の来場者数は8,000人台で、この世の終わりのような光景だったのを記憶していますが、昨日の会場はそれとは別世界のような賑わい。日本のものづくりの活気を感じることができました。
私が関わらせていただいた展活企業さんたちのブースはどこも大盛況でした。。今日の記事ではまずは速報として会場の様子や私が感じた「気づき」をお伝えします。
幕張メッセに帰ってきた「ものづくりワールド」
今年の「ものづくりワールド東京」は、機械要素技術展やヘルスケア・医療機器開発展など、10の専門展で構成されています。 昨年までの「ものづくりAI/IoT展」が「製造業サイバーセキュリティ展」に代わり、「航空・宇宙機器開発展」がなくなり、新たに「スマートメンテナンス展」が加わっていました。製造業の関心が、単なるIoT化から、より具体的なセキュリティ対策や、設備の安定稼働・長寿命化へとシフトしていることの表れかもしれませんね。
幕張メッセの良さと、今回の課題「暑さとの戦い」
さて、久しぶりの幕張メッセ開催。この会場の魅力は、なんといっても1~8ホールを全て連結させて、巨大で一体感のある展示空間を作れることです。これは他の会場にはない大きなメリットです。
しかし今回に関してはその広さがデメリットにもなってしまっていました。空調が効ききらないんですよ…。
なぜかというと、3ホールと4ホールの間、6ホールと7ホールの間には、搬入車両などを通すための道があり、ホールを繋げるためにはそこを開放する必要があります。その結果、どうしても外の熱気が会場内にに入り込んでしまうのです。
ホール連結部には大型の冷風機などが設置され、主催者側も対策をされていましたが、なにせこの猛暑。海浜幕張駅から汗だくで歩いてきた来場者が、涼む間もなく空調が効ききっていないホールを歩き続けるのは、なかなか過酷な環境でした。
嬉しい主催者の心遣い
そんな過酷な環境の中でしたが、嬉しいと感じた主催者側の心遣いもありました。 その一つが「お水の無料サービス」です。これは以前にはなかったサービスで、熱中症対策としてありがたかったです。

また会場内に休憩スペースが豊富に用意されていたのも救いでした。少し休んで落ち着くことができる場所があるのは広い展示会では重要ですね。
来年はビッグサイトへ!~気になる日程と会場構成~
来年の「ものづくりワールド東京」は、東京ビッグサイトで7月1日(火)~3日(木)に開催されるそうです。

2300社が出展とあります。今年は1800社だったそうです。コロナ前は2500社が出展する展示会だったので、かなりコロナ前に近づくのですね。
少し気になるのが、「設営日が6月30日」という点。中小企業は経理担当者と展示会担当者が同じ人だったりするので、悩ましい日程(笑)。 会場は、東1~3と7、8ホール、さらに西と南ホールも使うとのことですが、東4~6ホールは何に使うんでしょう?これもまた気になるところです。
まとめ:残り2日間、頑張ってください!
来場者数の公式発表は14日(月)になる見込みなので、それについてはまた別記事で書きたいと思います。
暑さという課題はありましたが、それを補って余りあるほどの熱気と活気に満ちた展示会であることは間違いありません。出展されている皆さん、本日と明日もこの暑さに負けず頑張ってください!心から応援しています!
今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

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