第3回たま未来・産業フェア レポ

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日は節分ですね!そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

多摩地域のイノベーションの場としての展示会

1月30日(金)~31日(土)、八王子の東京たま未来メッセにて「第3回たま未来・産業フェア」が開催されました。私は今年は設営日のみ見学に行ってきたのですが、会場を歩いてみて確信したことがあります。 それは、今年で3回目の開催にしてこの展示会の特色が完成したということです。

過去2年間の来場者数推移は下記の通り。
第1回 7,717名(140社)
第2回 7,749名(150社)

単なる地域の産業展とは一線を画す熱気がどこから生まれていたのか。 終了した今、改めてその理由を振り返ってみたいと思います。

展示会単体ではない。「エコシステム」の集大成

まずこの展示会の特色の根源は、その成り立ちにあります。 会場に掲示されていたパネルの図が非常にわかりやすかったのですが、「たま未来・産業フェア」は単発のイベントではありません。

「多摩イノベーションエコシステム促進事業」という、地域全体でビジネスを生み出す巨大な循環システムの中の、ひとつの機能として位置づけられています。

  • 育てる: 3年かけて事業化を支援する「リーディングプロジェクト」
  • つなげる: 450社以上が参加する「イノベーションコミュニティ」
  • 発信する: 成果を発表する「イベント・展示会」

つまりここは払ってブースを出すだけの場所ではなく、1年間かけて育てつながり合った成果を発表する「アウトプットの場」なのです。 だからこそ出展者同士の横のつながりも濃く、会場全体に一体感があるのです。

倍率1.5倍 選ばれし企業の「本気度」

この展示会、実は出展料が無料です。 「無料なら、とりあえず出しておこうという企業が多いのでは?」と思うかもしれませんが、実際は逆でした。

無料だからこそ倍率は高く、今年の倍率は約1.5倍」だったそうです。 その厳しい選考を勝ち抜いてきた企業ばかりなので、出展者のレベルとモチベーションが高いのが特徴。「せっかく掴んだチャンスを無駄にしないぞ」という気合がブース作りに表れており、見ごたえのある展示となっていました。

3年目で定着した「金・土の使い分け」

そして、出展者のレベルの高さとイベントの成熟を感じたのが、「開催趣旨の理解度」です。

このフェアは金曜日が「ビジネスデー」、土曜日が「一般・ファミリーデー」と趣旨が明確に分かれています。 初開催の頃は戸惑いもあったかもしれませんが、3回目となる今回は、ほとんどの出展者がこの意図を完璧に組んでいました。

  • 金曜日: 技術や課題解決を訴求するビジネスモード
  • 土曜日: 子供や学生が楽しめる体験モード

私が訪問したのは設営日でしたが、多くの企業が土曜日のためにワークショップ、ゲーム、クイズなどの専用コンテンツを準備していました。来場者層に合わせて見せ方を変える。 展示会慣れしていないとなかなか出来ないことですが、これを地域全体で実践している姿に、この展示会が多摩地域にしっかりと浸透しているのだと感じました。

まとめ

3回目にしてより独自色が鮮明になった「たま未来・産業フェア」。 来年以降の発展が楽しみです。多摩地域から生まれるイノベーションに、今後も注目していきたいと思います。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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