大阪勧業展2022 レポ

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今週末は大切なイベントがあるので、週末にかけてお天気が良さそうでほっとしています。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

2年ぶりマイドーム大阪に復活!

10月12日(水)~13日(木)マイドーム大阪にて大阪勧業展2022が開催されています。

大阪勧業展とは毎年この時期に開催される大阪府内のすべての商工会議所・商工会が開催する中小企業のための総合展示会です。昨年はマイドーム大阪がワクチン接種会場になったことで南港のATCで12月にイレギュラー開催されたので、通常開催は2年ぶりになります。

ここ数年の来場者数推移は
・2019年 7,550人
・2020年 5,994人
・2021年 8,405人

と、他の展示会が軒並み中止になった2020年も果敢に開催し、昨年2021年のイレギュラー開催時にはコロナ前を上回る来場者数があったという、ちょっと他にはない数字の推移を見せてくれる展示会です。

昨年と違う点は9月からオンラインマッチングが行われていたこと。来場者は事前に公式サイトから来場登録をして来場者証を印刷して持参するのですが、その来場者証におすすめ出展者が印刷されていること。そして勧業展の特長である1日目は3階が入口、2日目は1階が入口になって初日と2日目で人の動線が逆になるのですが、今年は来場者証を持参すれば初日でも1階から見学できる仕様になっていました。

出展料もお安めで、展示会初チャレンジ企業にもおすすめの大阪の元気な中小企業が集結する展示会。今年はMOBIO展活セミナーから3社が出展をされました。

サントー試作モデルさん。

丸ヱム製作所さん。

ビゼンさん。

3社ともしっかりと展活式の問題解決型展示会を展開されていました。大阪勧業展に関わるようになってちょうど10年ですが、10年前と比べるとしっかりと準備をして出展される企業が増えましたね。以前よりも良いブースがたくさん並ぶ展示会になっています。会議所の会員企業さんたちの販路開拓意識の底上げを感じました。

展活初期の頃に堺商工会議所の展示会出展ゼミに参加してくださった三天被服さんと久しぶりにお会いしたところ、おもしろい取り組みをはじめていらしたのでご紹介いたします。三天被服さんは作業着のメーカーさんでフェムテック対応の作業着の開発に向けて現在、クラウドファンディングにチャレンジをされています。

フェムテックとはFemale(女性)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語で、女性がかかえる健康の課題をテクノロジーで解決できる製品やサービスのことだそうです。具体的に三天被服さんは生理の問題を解決する作業着を開発中。現在は特許の問題で作業着の仕組みなどは公開できないのですが、開発に向けたクラウドファンディングがはじまっています。

>>クラウドファンディングはこちら

更に来週は東京ビッグサイトで開催される第1回Femtech Tokyo(フェムテックトーキョー)に出展をされます。主催はRXJAPANで日程的にはファッションワールドと1日だけかぶっていますが、Femtech Tokyoだけの独立型展示会という位置づけのようです。これは絶対に私が見ておかなければいけない展示会なのですが(笑)、日程的にどうしても行けないのが残念です。

大阪勧業展は本日10月13日の16時までマイドーム大阪で開催されています。ぜひ行ってみてください。

まとめ

今朝の展活タイムズは大阪勧業展2022のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。


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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。