ドイツ人業界のプロから見た日本の展示会ブース

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

氷点下の朝ですが大阪市内雪は積もっていません。昨晩は電車も道路も大混乱だったようで。引き続き注意が必要ですね。そんな早朝の大阪から今朝の展活タイムズをお届けします。

ファブリックでシステムを隠すという手法

先日、展示会とMICEという展示会情報サイトで公開されたオクタノルム社CEOのインタビューが興味深かったので、ご紹介いたします。

>>回復するドイツ見本市とシステム部材のこれから – 独・オクタノルム社

オクタノルム社とは多くの展示会で使用されているシステム部材を製造しているドイツのメーカーです。八角形の柱にビーム(梁)を組み間に薄い板をはめて設営するシステムブース。展示会に1度でも行ったことがある人は必ず見ているはずです。

上の画像がいわゆるシステム部材で組まれたブースです。かつて展示会ブースは木工製作が主流で、会期終了後は廃棄されていました。もちろん今も木工ブースもありますが、経費は高くつくし使いまわせないので中小企業で木工ブースを取り入れているところはあまり多くありません。

オクタノルム社のシステム部材で設営するブースであればプロの大工さんでなくても部材を組んでいくだけなのでアルバイトでも設営可能。かつ何度も使いまわすことができます。なので中小企業の展示会ではシステムブースを主催者側が準備し、内部をどう装飾するかは出展社次第というパターンが多いです。

オクタノルム社のCEO曰く、「日本ではシステム部材が多く活用されていると感じたが、それはファブリックが少ないからかもしれない。最近ドイツではファブリックでシステムを隠すという手法が多用され、実際はシステム部材を多く使っていてもそう感じさせない。」とのこと。

ファブリックでシステムを隠すという手法とは例えばこういうことだと思います。

壁面とパラペット(鴨居部分)を全て幕で覆うとこのようにまるで壁面加工をしたような、システム部材を使用していないような見た目になります。ブースのデザイン性、視認性が上がり、結果訴求力の高いブースになります。

展活ではもう何年もこの手法をおすすめしていますが、日本の展示会ではまだまだシステム部材剥き出しのブースが多いとドイツ人業界のプロの目には映る、ということがよくわかりました。残念ながら具体的なドイツの事例写真がなかったので、上の写真とはまた違うのかもしれませんが。

確かに日本の展示会は壁面に説明パネル、それもA2くらいのそんなに大きくないパネルを並べただけのブースもまだまだ多いですよね。これだけでも1記事書けるのでまた改めて書きますね。

オクタノルム社はドイツのデュッセルドルフで3年に一度開催される10万人超が訪れる展示会EuroShop 2023 国際店舗設備・店舗設計・リテール技術・販売促進展に出展をされるそうです。今年の会期は2月26日~3月2日。ブース面積は驚愕の327㎡だそう! 3m×3mブース換算だと36小間分です(笑)。何もかも日本の感覚とは桁違いですね(笑)。一度行ってみたいです。

まとめ

今朝の展活タイムズはインタビューを読んで感じたドイツ人業界のプロから見た日本の展示会ブースについて書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。 1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。レンタル什器をとおして1000件以上の展示会に関わり、また2012年からは展示会活用アドバイザーとして100社以上の展示会をサポートしてきた経験を元に中小企業経営者向けに「失敗しない展示会の作り方」ノウハウを構築。それを伝えるべく活動をしている。