日本ものづくりワールド2023来場者数推移

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今年一番の蒸し暑さを感じています。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

ついに2019年の数字越え

2023年6月21日~23日に東京ビッグサイトで開催された日本ものづくりワールドの来場者数が昨日、発表されました。

今年の来場者数は66,895人。ついに2019年の数字を越えました!うれしいですね。

ただ日本ものづくりワールドに関しては1つおさえておかなければいけないことがあります。それは2019年はイレギュラー開催だった、ということ。東京オリンピック前に東京ビッグサイトが使えなくなる問題の影響で、例年とは時期をずらして2月に開催。これはつまり2018年度に2回開催されるということで、地方の合同出展ブースが激減した年だったのです。

なので日本ものづくりワールドのコロナ前の来場者数は2018年を基準にする必要があります。2018年の来場者数は88,679人なので、2023年と比較した回復率は75.4%になります。

ただ、今年はまだ2018年と比べると出展社数が戻り切っていません。地方の合同出展ブースが出展を決断しなければいけない時期にはまだコロナの心配が完全には払拭できていなかったことと無関係ではありません。上の画像は2024年の申し込み状況を示したものです。来年は2018年と同規模の2,500社の出展を目標としていることがわかります。使用ホールも今年が東1~8だったのに対し、東1~6+南1~4に変更となります。展示面積は66,140㎡から71,380㎡に若干ではありますが108%拡大されます。

今年は会場の雰囲気としてはすっかりコロナ前に戻ったような感覚でした。海外ブースもずいぶん戻ってきていました。ただ、東7~8はやや離れ小島感があり、東1~6と比較すると人出が少ないように感じました。来年は南1~4は完全に離れ小島となりますが、そこに町工場が多く出展する機械要素技術展は含まれず、DXやAIなどIT系を集めるようなので、その点についてはほっとしています。

日本ものづくりワールドに通うようになり11年目。拡大一途の時代から東京オリンピックメディアセンター問題、オリンピックの延期、そしてコロナ禍の展示会事情、すべてこの展示会と共に体感してきました。これからもこの展示会と町工場の皆さんと共に歩んで行きたいです。

まとめ

今朝の展活タイムズは日本ものづくりワールドの2018年から2023年にかけての来場者数推移から見えてくることについて考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。
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