とちぎ食と農 魅力発見フェア出展者説明会

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

大阪に帰ってきました。栃木も暑かったし、大阪も相変わらず暑い。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

初開催!気合あふれる出展者が集結

9月9日(火)今年初開催となる「とちぎ食と農 魅力発見フェア」出展者説明会。会場のマロニエプラザ(栃木県立宇都宮産業展示館)にて展示会活用のセミナー講師を務めさせていただきました。

「とちぎ食と農 魅力発見フェア」とは栃木県が主催するローカル食品展示会。県内の食や農を盛り上げることを目的に開催されます。初開催かつ出展料が無料という特徴もあるからか、説明会では主催者への質問が20人ほどから上がるなど、会場の皆さんは気合十分。主催者と出展者が一体になってこのイベントを盛り上げていこう!という熱気があふれていました。

>>「とちぎ食と農 魅力発見フェア」公式サイトはこちら

このフェアの特徴

このフェアの大きな特徴は、2日間でお越しになるお客様が変わる点です。

  • 10/31(金) 展示商談会:食のプロであるバイヤーさんが来場するビジネスの場
  • 11/1(土) 地産地消フェア:地域のご家族連れの皆さんが楽しむ交流の場

ここで気をつけたいのが2日間とも同じ展示、同じ説明の仕方をしてしまうこと。金曜日と土曜日で別の目的と目標を持つことが大切です。


金曜:ビジネスパートナーとしての信頼を育む

金曜日に来場されるのは百貨店、スーパー、ホテルなどで日々商品の選定をしている、食に関わるバイヤーの皆さんです。

彼らが探しているのは魅力的な商品はもちろんのこと、自分のお店や会社の「お困りごとを解決してくれる」パートナーです。

ですから、私たちの想いやこだわりを一方的にお伝えするだけでなく、 「こんな商品があればお客様にもっと喜んでもらえるのに」 「この課題を解決できる食材はないだろうか」 といった、バイヤーさんの想いに寄り添い、「私たちならこうお役に立てます」と具体的な提案をすることが第一歩となります。

この日のゴールは、その場で商品を売ることよりも「また詳しく話を聞きたい」と思っていただけるご縁をいただき、未来の商談へと繋げることです。


土曜:地域の皆さんと心を通わせ、未来のファンと出会う

土曜日に来場するのは、地域のご家族連れの皆さんです。

この日に届けたいのは商品の美味しさだけではありません。作っている人の温かい想いや、その背景にある物語に「共感」していただく機会です。

特に会場に来てくれる子どもたちが「この地域で食に関わるお仕事ってなんだか楽しそう!」と感じてくれるような、未来への種まきも意識したいところ。楽しい体験コーナー等は素敵な思い出になるでしょう。

この日の素敵なゴールは、「また会いたい」「応援したい」と思ってもらえる繋がりを作ること。インスタグラムのフォローやLINEのお友だち登録など、お家に帰った後も関係が続くような、あたたかい交流を目指したいです。

まとめ

セミナー後、参加者が減った中残ってくださった皆さんの熱心な眼差しがとても印象的でした。展示会への出展が初めてという方も多くいらっしゃいました。

終了後も複数の方が個別にご質問に来てくださり「このフェアを成功させたい」という皆さんの真剣な想いが伝わってきました。

金曜と土曜、2つの準備は大変かもしれませんが、その先にきっと素晴らしい出会いが待っています。このフェアが栃木県の食と農の明るい未来を拓く、大きな一歩となることを応援しています。そして出展者の皆さんのブースが素敵な笑顔と出会いであふれる場となりますように。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数300回以上、指導人数10,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。