おかやまテクノロジー展(OTEX)2025レポ(行ってないけど)

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

明日以降、ぐっと寒くなるようです。そんな大阪から今日も展活タイムズをお届けします。

過去最高の来場者数を記録

11月12日(水)~13日(木)中四国最大級のものづくり系展示会「OTEXおかやまテクノロジー展2025」がコンベックス岡山で開催されました 。

私は毎年、出展社説明会でのセミナー講師として関わらせていただいており、これまでも毎年現地へ足を運んでいました。

>>セミナーの様子はこちら

しかし今年は残念ながら体調を崩してしまい、現地での見学が叶いませんでした。だからこそ客観的に発表された「数字」に注目。そしてその結果を見て、改めてOTEXの“底力”に驚いています。

昨年よりも更に多い13,392人が来場

今年の来場者数。その数はなんと、13,392人!昨年の12,580人をさらに上回り、最高記録を更新したのです。

ここ数年の来場者数推移は下記のとおり。
2019年1月(2018年度)9,148人
2020年1月(2019年度)10,863人
2020年 オンライン開催
2021年11月 7,435人
2022年11月 9,000人以上
2023年11月 11,657人
2024年11月 12,580人

多くの展示会がコロナ前の水準に戻すのに苦労する中、この右肩上がり。まさに「勢いが止まらない!」という言葉がぴったりですね。

プログラムから見るOTEXの魅力

人気の秘密はプログラムにもあるようです。

①:「モビリティ・DX・宇宙」…未来を先取りする豪華な基調講演

まず、来場者の「学びたい」という知的好奇心を強く刺激する、豪華な基調講演のラインナップです

  • トヨタ自動車の「16代目クラウン開発秘話」
  • テルミック(ものづくりのエンターテイナー企業)の「DX取組事例」
  • ダイモン(月面探査車YAOKI)の「宇宙に挑戦したベンチャー」の話

単なる「ものづくり」の枠を超え、「モビリティの未来」「DXの実践」「宇宙ビジネス」という、今まさに経営者が聞きたい最先端のテーマが揃っています。これだけでも、会場に足を運ぶ価値があります。

②:地域の“底力”を集結させた、ここでしか見られない企画展示

岡山の強みを活かした独自の企画も、非常に魅力的です。 特に「からくり現場改善」交流会 には、三菱自動車 水島製作所、岡山村田製作所、NTNなど、地元の主要企業がこぞって参加 。現場のリアルな改善ノウハウを学べる企画です。

③:来場者目線の「アクセス強化」

地方展示会にとって一つの課題が「アクセス」です。今年は コンベックス岡山本体の駐車場に加え、倉敷マスカットスタジアム(倉敷スポーツ公園)近くに無料臨時駐車場を完備 。さらにJR中庄駅 とその臨時駐車場の両方から、会場まで無料シャトルバスを運行 。

この「来場しやすさ」への配慮が、多くの来場者の足を会場に向けさせた一因かと。

まとめ

「OTEXおかやまテクノロジー展」は、単に製品を並べるだけでなく、未来のトレンドを学び、具体的な課題解決のヒントを得て、便利にアクセスできる“総合プラットフォーム”へと、年々進化している。 それが過去最高の来場者数という結果に繋がっているのだと思います。

セミナー講師として関わらせていただいた身として、この素晴らしい成長を本当に嬉しく思います。皆さんおつかれさまでした!

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数300回以上、指導人数10,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。