展示会ではずっと立ってなくちゃダメ?

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日からまた寒いですね。しまった暖房をもう一度出そうかと思いました。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

ブースでは基本的にはずっと立っていましょう。但し…

展活セミナーでは展示会での接客時の基本中の基本として「座らない」とお伝えしています。お客さんが立っていらっしゃるのにこちらが座っていては失礼にあたるからです。

しかしですね、展示会の間中ずーっと立ちっぱなしというのはなかなか辛いです。これは10年前の自分にはわからなかったのですが、昨年から貧血気味になって立ちっぱなしのしんどさというのがすごくわかるようになりました。

理想的なのは1小間ブースだとしても説明員3人で対応し、ローテーションを組み、定期的に10分~15分程度の休憩をとることです。ただこれができないのが中小企業の展示会のつらいところ。3人も展示会に取られてしまったら通常業務が回らなくなるところも多いかと。そうなってくると1人とか2人で展示会対応をすることになるので、休憩をとることが難しくなります。

対策としては
・立ちっぱなしでも疲れないような工夫をする
・ときどき座れるような環境を作る
の2つが考えられます。

立ちっぱなしでも疲れないような工夫をする

立ちっぱなしでも疲れないようにするには、まずは履きなれた靴を履く。女性だったらパンプスを履かなくてもすむように衣装のスーツ縛りをやめて揃いのユニフォームなどを着る、等が考えられます。製造業であれば作業着もOKです。

更にこちらの記事で紹介した“疲労軽減マット”等を導入するのもおすすめです。

ときどき座れるような環境を作る

2日~3日の展示会ではじめから終わりまでずっとブースにお客さんがいるようなことはまずありません。理想としてはお客さんがいないタイミングでも立っていたほうが良いですが、それだと疲れで身体が持たないならば目立たないように座れるような工夫をしましょう。

こちらのブースは展示台をひな壇にしてその上にモニター等を置き、それに隠れる形で作業用PCを置く会議テーブルを配置しています。展示台とその上のモニターが目隠しになるので、ときどき座ってお茶を飲んだりPC作業をしたりすることが可能です。

私がセミナーで「座らない」と言ったとしてもそれは「基本的には座らない」ということなので、倒れそうなほどがんばってまで守らなければいけないルールではありません。それよりも大切なことがたくさんあります。各々で元気に無事に展示会を終えられるよう対策をとってくださいね。

まとめ

今朝の展活タイムズは展示会ではずっと立っていなくちゃダメなのか問題について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。


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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。