著作権フリー音楽の使用についてちょっとドキっとした話

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

良いお天気が続き、花粉の飛散も今がピークのようです。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

R-1のネタが一部非公開になりました

相変わらずお笑いが好きなので先週末はR-1グランプリを楽しく拝見しました。今年はファイナリストのネタが全ておもしろく、その中でも順位は振るわなかったもののトンツカタンお抹茶さんのネタ「かりんとうの車」に爆笑させてもらったのですが…。早々にTVerで非公開になってしまったんですよね。その件についてご本人がこのようにポストされています。

DOVA-SYNDROMEは私自身もコロナ禍のYouTube制作で大変お世話になったサイトであり、展活セミナーでも展示会用問題解決プレゼンテーション動画のBGMのダウンロード元として紹介してきました。それだけにこのポストを見た瞬間はちょっとドキっとしました。規定に沿わない使用法というのは、一体どの部分なのでしょうか?

>>dova syndromeの音源利用ライセンス

DOVA-SYNDROMEの規定をじっくり読むと自作の動画のBGMとして使う分にはそれが商用利用でも問題ないと書いてあります。なので展活で紹介してきた使用法は問題ありません。ではお抹茶さんのネタは何がダメだったのか。どうやら歌を乗せるのがダメっぽいです。弁護士芸人のこたけ正義感さんが動画で話しておられます。36分16秒あたりから。

こたけ正義感さんは毎回、賞レースのたびにこのシリーズをあげていて、ファイナリストのネタを無理やり違法ということにしてしまうのがおもしろいのですが、今回のお抹茶さんに関しては逆にかなりフォローをされています(笑)。歌を乗せるという行為自体は著作権法には違反していない、と。曲の引用元も関テレに提出していたはずで、テレビ局のチェックでも見つからなかったが、DOVA-SYNDROMEの規定に反してしまっていた、と。

放送された「かりんとうの車」は私は1回しか聴いていないので、メロディは薄っすらとしか思い出せません。聴けるうちに何度も聴いておけば良かったです。でも作者さんと話し合いが行われ、新しい「かりんとうの車」が作られるそうなのでそれを楽しみに待ちたいと思います。

ちなみに寺田寛明さんもネタの中で元々はフリー素材だった犬の侍の絵を使用されていますが、こちらは事前に作者さんにお願いし専用の物を描き下ろしてもらっていたそうです。さすがですね。

今回の一連の出来事にはちょっとドキっとしましたが、あらためて規定をじっくり読むという機会になりました。仕事上フリー素材には常にお世話になっているので、これからも使用方法に気を付けていきたいと思います。

まとめ

今朝の展活タイムズは著作権フリー音楽の使用についてちょっとドキっとした話でした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。