展示会ブースで最も多く使用される色とは?

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日は4月とは思えないような暑さだった大阪。今日もまた暑くなりそう。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

見渡す限り青・青・青

東京ビッグサイト東ホールの2階はレストラン街になっており、その中の東京ベイキッチンというレストランには大きな窓があり、展示会会場を見下ろすことができます。私が知る限り展示会を上から眺めながら食事ができるレストランは日本中でここだけ。旅行が好きな方が空港で飛行機を眺めながら食事をするのが楽しいのと同様、展示会が好きな人間は展示会を眺めながら食事をするのが楽しいわけで、この場所は日本中の展示会会場の中でも私はかなり好きな場所です。

上の写真はある工業系展示会が開催された際に東京ベイキッチンの窓から見える展示会の様子を撮影したもの。あらためて俯瞰で見るとあることに気づきませんか? そう!見渡す限り青・青・青。工業系展示会ブースは青色をベースカラーにされる企業が多いということには皆さん気づいておられたと思いますが、ここまで青ばかりとは!

青は信頼を表す色なので、精度や納期など信頼が何よりも大切なものづくり企業が自社を表現する際に用いるには最適な色なんですよね。ブースに立つ説明員にとってもあまり派手派手しい色に囲まれるよりも、青色など寒色系のほうが落ち着いて接客できるかと思います。

でもこれだけ青色のブースが多いということは、青色のブースは埋もれやすいとも言えます。インパクトの強いブース設計を目指すのであれば青色は外す。青色を使用するとしたら差し色として黄色や赤色などを効果的に使う、等の工夫が必要ですね。

展示会で出会いたい層の来場者の目に止まるためには必ずしも派手である必要はありませんが、埋もれるのはちょっと…、と思う方に効果的な対処法を一つお伝えしましょう。ブース配置が発表されてからしか使えないのですが、自社ブースの隣近所に配置された企業のブースを「(会社名)展示会」で画像検索してみることです。そうすると過去にその企業がどのようなブースで出展してきたかがわかります。そのブースの反対色を使用すると比較で目立つことはできます。

繰り返しますが、私は決して青色のブースが多いから青はダメだと言っているわけではありません。ただ俯瞰で見たときにこれだけ多い、ということは知っておいた方が良いと思うのです。

まとめ

今朝の展活タイムズは展示会ブースで一番使用される色について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。