未来モノづくり国際EXPO2025レポ(行ってないけど)

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

天気予報に酷暑日マークしかありません(^^ゞそんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

初回からずっと見てきた展示会

先週7月16日(水)から19日(土)まで、インテックス大阪6号館A・Bにて「未来モノづくり国際EXPO」が開催されました。 今年は体調を崩してしまい、残念ながら見学に行くことができませんでした。

(画像は昨年撮影したもの)

しかし、この展示会は第1回からずっと注目してきた、個人的にも想い入れのある展示会です。そこで今日は、発表されている公式情報やデータをもとに、一人のウォッチャーとして、この展示会の3年間の歩みと未来について考えてみたいと思います。

開催3回目、進化する「未来モノづくりEXPO」

今年で3回目を迎えたこの展示会、昨年までと比べていくつかの変化が見られました。

一つ目は、開催日に土曜日が加わり、初の4日間開催となったこと。そして二つ目は、同時開催展に「JIOSH+Wはたらく現場の環境展」が加わったことです。これは、世界最大級の労働安全衛生分野の展示会の日本版で、今回が日本初開催。展示会全体の集客力と専門性を、大きく引き上げる要素になったことでしょう。

その他の同時開催展はウェルビーイングテクノロジー展、ウェルビーイング建設技術展、ウェルビーイングファインバブル産業展。これらは名前は変わったけど去年もありました。万博のテーマと連動しながら「命かがやく未来社会のものづくり展」として、他にないかたちの製造業系展示会として進化していることが感じられます。

数字が証明する、確実な成長

第1回~3回の来場者数推移は下記のとおり。

  • 2023年: 13,210人
  • 2024年: 14,115人
  • 2025年: 14,637人(※3日目までの累計)

最終的な公式発表はこれからですが、3日間の累計ですでに前回の総来場者数を超えています。前回超えは確実ですね。着実に成長を遂げていることが、この数字からハッキリと分かります。

一人のウォッチャーとしての、今後の課題と期待

第1回からこの展示会を見てきた者として、今後の課題と期待について少し触れたいと思います。

課題?:開催時期の模索

まず、少し気になるのが開催時期です。

  • 第1回:5月
  • 第2回:11月
  • 第3回:7月
  • そして来年(第4回)は12月2日(水)~4日(金)の3日間開催と発表されました。

毎年開催月が変わっているのを見ると、まだ最適な開催時期を模索している段階なのかもしれませんね。展示会がブランドとして定着していくためには、開催時期の固定も、今後は重要な要素になってくるでしょう。

期待:万博後の、その先へ

この展示会は、元々大阪・関西万博に向けて始まったという経緯があります。そういう意味では、万博が開催される今年が一つのピークだったのかもしれません。

しかし、私としては、この展示会が万博という一過性のイベントで終わることなく、その先もずっと、大阪のものづくり産業を代表する展示会として根付いていってほしいと願っています。

まとめ:大阪のものづくり展としての定着を願って

未来モノづくり国際EXPOが、来場者数を着実に伸ばし、内容も進化させている素晴らしい展示会であることは間違いありません。 開催時期の固定など、長期的なブランド構築に向けた課題はまだあるかもしれませんが、それ以上に大きなポテンシャルを秘めていると感じています。

来年こそは必ず会場に足を運びその熱気を肌で感じたいと思います。 そしてこの展示会が大阪になくてはならない存在として末永く続いていくことを、一人の展活専門家として、そして大阪を愛する者として心から願っています。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数300回以上、指導人数10,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。