関西エクステリアフェア2025 レポ

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日は一日雨の予報。梅雨入りしたんですかね?そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

エクステリア=家の外側の祭典

6月5日(木)~6日(金)インテックス大阪1・2号館にて「関西エクステリアフェア2025」が開催されました。

「エクステリア」とは、「インテリア」の対義語で、お庭や外壁、門扉、カーポートなど、建物の“外側”全体のこと。この展示会は、年に一度、日本を代表するエクステリアメーカーが一堂に会する、まさに「家の外観の祭典」です。

関西エクステリアフェアとは?

まず、この展示会の大きな特徴は、なんといっても一つひとつのブースが大きいこと。会場内にまるごと家を建ててしまったり、お庭をリアルに再現してしまったり…。製品を単体で見せるだけでなく、それらが使われる空間全体を提案することで、来場者は実際の暮らしを具体的にイメージすることができます。各社の力の入った展示は、毎年本当に見応えがあります。

来場者数の推移と、今年の変化

この展示会の近年の来場者数の推移を見てみましょう。

  • 2019年:25,561人
  • 2020年:中止
  • 2021年:中止
  • 2022年:15,799人
  • 2023年:17,240人
  • 2024年:17,699人

コロナ禍を経て、着実に回復してきていることが分かりますね。 しかし今年は一つ変化がありました。昨年までは、建築・建材系の「理想のすまいと建築フェア」と同時開催されており、関連性の高い来場者が相互に行き来する相乗効果が見込めていました。 ところが、今年は同時開催が「関西ロボットワールド」のみとなりました。この変更を受け、主催者側も今年の来場者予測を15,000人と、昨年より少し控えめな数字を発表していました。

会場の賑わいと観光バスの列

正直なところ、私も「同時開催展が変わった影響は、少なからずあるだろうな…」と思いながら会場へ向かいました。 しかし、その予想は良い意味で裏切られました。通路は多くの人で溢れ、各社の大きなブースでは、商談や製品説明が活発に繰り広げられていました。

そして、この展示会のもう一つの特徴が、観光バスで到着する業界団体の方々が多数いらっしゃることです。 今年も会場の入口には次々とバスが到着し、団体さんが会場に吸い込まれていきます。この業界を挙げての団体来場が、この展示会の活気を力強く支えているのですね。

今後について思うこと

ここ何年も同時開催されていた「理想のすまいと建築フェア」は、今年は「建築・建材展」と合流する形で、7月に開催されるそうです。 個人的には、家の「外側(エクステリア)」と「内側(すまい・建築)」は非常に親和性が高いので、同時開催した方が、出展社にとっても来場者にとってもメリットが大きいように感じます。しかし様々な事情で今後は難しいのかもしれませんね。少し残念に思うところです。

来年はどのようなかたちで開催されるのか?引き続き注目していきたいです。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数300回以上、指導人数10,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。
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