とちぎ食と農 魅力発見フェア レポ(行ってないけど)

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

11月に入りました!この後、名古屋に向かいます。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

栃木県産の農作物の魅力を届けるために

10月31日(金)~11月1日(土)、栃木県宇都宮市のマロニエプラザ(栃木県立宇都宮産業展示館)でにて「とちぎ食と農 魅力発見フェア」が開催されました。

さかのぼること9月9日、私はこのイベントに向けた出展社説明会で、展示会活用セミナーを担当させていただきました。残念ながら当日の現地見学は叶わなかったのですが、地元のニュース動画を拝見し、盛況な様子を確認することができました。

▼当日の盛況ぶりが伝わるニュース動画

理想的な「地産地消」の光景

こちらのイベントは今回が初開催。ニュース映像から伝わってくるのは、まさに主催の栃木県さんが目指した「地産地消の輪」がつながっていくでした。熟したイチゴや新鮮な野菜、日光市のブランド豚を使ったソーセージなど、栃木の魅力が詰まった64のブースが出展。中には「とちおとめを使ったコロッケ」といった特色ある商品もあったとか。

何より素晴らしいのが、訪れた人たちが生産者さんから直接こだわりを聞いたり、試食をしたりと、活発に交流しているシーンです。特設ステージではマスコットキャラクターや、タレントの池田航さんのトークショーも行われ、会場全体がポジティブな熱気に包まれていました。

これぞまさに、栃木県農政課の伊藤主任がおっしゃっていた「地元の食と農業の良さを理解し、地元のものを選ぶ行動につなげていただきたい」という想いが、見事に実現されたのだなと胸が熱くなりました。

出展者の「生の声」

ニュースの中で、特に私の心を掴んだのが、出展された生産者さんのコメントです。

「自分が作ったと言うと耳を傾けてくれる人が多く、緊張しましたが、わくわくしました。地元の人に愛される農家でありたいと思いました」

この「わくわくしました」という言葉。 これこそ展示会やこうしたイベントがもたらす最大の価値だと、私はいつも思っています。

9月のセミナーでこの展示会が金曜日(ビジネス客)と土曜日(一般ファミリー客)で客層が全く違う、ハイブリッド型であることをお伝えしました。準備は大変だったと思いますが、この生産者さんは、土曜日に一般の消費者と直接触れ合う中で、「美味しい」という言葉や「あなたが作ったんだね」という笑顔から、普段の取引では得られない、手応えと喜びを感じられたのではないでしょうか。

まとめ

9月の説明会で感じた出展者の皆さんの熱意と、主催者である栃木県庁の皆さんの「初開催を成功させるぞ!」という強い意志が、見事に結実したのだと思います。

現地には行けませんでしたが、セミナー講師として少しでも関わらせていただいたイベントが、これほどの笑顔と「わくわく」を生み出したことを知り、本当に嬉しく思います。

この素晴らしい第一歩が、来年、再来年へと繋がり、栃木県民に愛される恒例のイベントとして育っていくことを心から楽しみにしています。皆さま、本当におつかれさまでした!

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数300回以上、指導人数10,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。