BtoC商品を展示会に出すときのポイント

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日は夕方から雨が降ってその後、涼しくなる予報の大阪市内。果たしてどうなるのか。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

「食べたい!」と「売りたい!」は違う

最近の出展サポートで続けて相談いただいたことがあります。それは自社で食品や雑貨などのBtoC商品を開発・製造されている事業者さんからの出展についてです。「地元のマルシェや直売イベントでは大人気なんだけど、展示会に出てバイヤーさんに買ってもらうにはどうすればいい?」というお悩み。

結論からお伝えすると、「マルシェで大成功しているセット(看板・チラシ・見せ方)をそのまま展示会に持って行っても、成果は出ません」。今日は、BtoC商品を扱う方がBtoBの展示会(ギフトショーや食品展示会など)で成果を出すためのポイントをお伝えします。

マルシェのゴールは「買いたい!食べたい!」と思わせること

例えば、自社工場で作っているこだわりの食品を「地元のマルシェ」や直売イベントで販売する場合を考えてみましょう。

  • 伝えるべき内容: ストレートな「美味しさ」「材料の安全性」「製法のこだわり」「パッケージの可愛さ」など
  • ブース・チラシの役割: パッと見て「あ、美味しそう!食べてみたい!買ってみよう!」と一般消費者の食欲や購買欲を刺激すること

一般のお客さまに「買いたい!食べたい!」と感じていただくことがゴールですので、マルシェの場としてはこれが正解です。

展示会のゴールは「売りたい!扱いたい!」と思わせること

しかし、BtoBの展示会に来場するのは一般消費者ではなく「バイヤー(仕入れ担当者・店舗オーナー・企画開発者)」です。

バイヤーが見ているのは、単に「自分が食べて美味しいかどうか」だけではありません。

  • 「これを自社のお店やカタログで『売りたい』と思えるか?」
  • 「自社のお客さまのお困りごとを解決できる商品か?」
  • 「利益率やロット数、継続的な供給体制はどうか?」

このように、「自分が消費するか」ではなく「自社で扱って売れるかどうか」というビジネス目線で商品を見ています。

そのため、展示会で配るチラシやブースには、ストレートな商品の魅力だけでなく、「この商品を店頭に置くことで、バイヤーさんがどんなお客さまに喜ばれ、どんなメリットを得られるのか(バイヤーのお困りごと解決)」が掲載されている必要があります。

「食べたい!」と思ってもらうブースと、「売りたい!」と思ってもらうブースは、似ているようで別物なのです。

OEM(受託製造)を取りたいなら、それを一番目立たせる!

さらに「自社商品そのものを仕入れてほしい」のではなく、自社の設備や技術を活かした「OEM(オリジナル商品開発の受託)」の仕事を取りたい場合は、注意が必要です。

自社商品をただきれいに並べているだけでは、バイヤーは「あぁ、こういう商品を売っている会社なんだな」とそのまま通り過ぎてしまいます。

もしOEMを狙うのであれば、

  • 「〇〇(地元の特産品など)を使ったオリジナル商品の開発、100個から作れます!」
  • 「どんな素材でも〇〇に加工・商品化します!」

といったお困りごと解決のメッセージを、ブースの看板やタペストリー、チラシの表紙で目立つように掲げる必要があります。

「誰のお困りごとを解決するのか」を再定義しよう!

展示会に出展する際は、展示内容が「直販(マルシェ)の延長」になっていないかを、今一度チェックしてみてください。主役は「商品の魅力」そのものよりも、「その商品を扱うことでバイヤーさんが得られるメリット」です。買い手(来場者)の視点に立ってチラシやブースのコンセプトを設計し直すことで、展示会から届く反響はガラリと変わります。

今日もお読みいただきありがとうございます。

中小企業向け展示会サポートプログラムのご案内。無料説明会随時受付中!

>>展示会活用アドバイザー大島節子へのお仕事依頼はこちらからお願いします