MTA Vietnam2025 大阪パビリオン出展社WS②

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

肌寒い朝。そのうち必ず暑くなるのでこんな朝が貴重に感じます。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

問題解決力を「見える化」

7月にベトナム・ホーチミンで開催される「MTA Vietnam 2025」。5月7日は「MTA VIETNAM 2025」大阪パビリオンに出展される企業様向けワークワークショップ(個別相談会)2日目でした。

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この日は3社の出展企業さまと、それぞれの問題解決力をどう“見える化”していくか、具体的な展示ツールの作成しながら考えていきました。

ちなみに、今日の個別相談は、ちょっとしたチャレンジでもありました。 というのも、ご相談させていただいた企業のうち1社がお一方は直接会場にお越しくださり、そしてもうお一方は、東京からZoomを使ってのオンライン参加だったんです。

会場では大きなモニターにZoomの画面を映し出し、資料を画面共有しながら、私と会場参加の方、そしてモニター越しの方とで、ディスカッションをしました。 やってみた感想としては…「うん、大きなモニターとしっかりしたネット環境があれば、やれないことはないな!」と。

もちろん、本音を言えば、隣に座って同じ資料を指さしながら、「ここの表現、もっとこうしません?」なんて熱く議論できる対面の方が、やっぱり細かなニュアンスは伝わりやすいし、断然やりやすいですけどね(笑)。 でも、こうして遠方の方にも参加していただけるハイブリッド形式は、コロナ以降の大きな進歩だと改めて感じました。

限られたスペースで最大限伝えるために

個別相談では、前回セミナーでお伝えした「コンセプトシート」を羅針盤に、具体的なチラシ案やブース壁面のポスターパネル案を考えます。

「この製品・技術は誰のどんなお困りごとを解決できるのだろう…」「本当の良さが伝わる写真は?」「載せたいことがたくさんあるからメリハリをつけることで読みやすくできないか…」など、皆さんと意見交換を重ね、まさに一緒に作り上げてまいりました。

こうして、皆さん頭の中にあった技術や製品の魅力、そして海外市場への販路開拓への想いが、具体的なチラシやポスターの形として「見える化」してくると展示会のテーマが定まり、7月の本番に向けた士気がぐっと高まっていくのが伝わってきます。

MTA Vietnam 大阪パビリオン出展企業さまへの私の直接的な展示サポートは、今回の個別相談会で一区切りとなります。短い期間ではありましたが、皆さん意欲と素晴らしい製品・技術に触れさせていただき、チラシやポスターを一緒に作れたこと、大変光栄に思います。 ここからは、今日話し合ったアイデアやラフ案を元に、皆さんでさらにブラッシュアップしていただき、最高の形で本番に臨んでいただきたいと願っています。

初めての挑戦、貴重な経験に感謝

実は、今回の「海外の展示会」に特化した出展サポートというお仕事は、私にとって初めての挑戦でした。 お話をいただいた当初は、正直なところ「私にどこまでお役に立てるだろうか」といった、ちょっぴり不安な気持ちがあったのも事実です。

しかし、実際に企業の皆さんと対話を重ね、コンセプトを練り、具体的なツールのアイデアを出し合う中で、「良いものを伝えたい!」という想いを形にしていくプロセスは、国内の展示会サポートと本質的には変わらない部分も多く、そして何より非常にやりがいのあるものだと実感しました。 もちろん、まだまだ勉強すべきこと、経験を積むべきことは山積みです。

それでも、今回、こうして海外進出を目指す企業様のサポートをさせていただき、「やれることはある」「もっとお役に立てるかもしれない」という、ささやかながらも確かな手応えと、前に進むための自信をいただくことができました。 このような貴重な機会を与えてくださった大阪産業局さま、そして何よりも、初めての挑戦である私を信頼して、熱心にご相談くださった出展企業の皆さまには、心から感謝しております。本当にありがとうございました。

まとめ:ホーチミンへいってらっしゃい!

私の直接的なお手伝いはここまでとなりますが、皆さんのベトナムでの挑戦を大阪から応援しています! これまで一緒に練り上げてきたコンセプトと、具体的なツールを手に、自信を持ってホーチミンの展示会に臨んでください。

7月の本番が素晴らしい出会いと成果に繋がることを願っています。大阪が誇るものづくりの底力、ベトナムの地で存分に発揮してきてください。 いってらっしゃ~い!

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数300回以上、指導人数10,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。