展示会後のテレアポ、誰にかける?

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日は午後からしっかしとした雨が降るようですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

展示会アフターフォローの基準と「ツール」の本質

展示会が終わった後、皆さんはどのように名刺交換をした方へアプローチしていますか? 「名刺交換をした全員にテレアポをするのは効率が悪いし、嫌がられそう。かといって、ただお礼メールを送って放置するわけにもいかない…」と、アフターフォローの「基準」に悩む方は多いのではないでしょうか。

先日のMOBIO展活で、ある企業から参考になる発表があったのでシェアしたいと思います。

シンプルでわかりやすい指標「メール開封」

その企業様が設定しているアフターフォローのルールはシンプルでした。それは「展示会のお礼メールを一斉送信し、そのメールを開封した人にだけテレアポをする」というものです。

メールを開封したということは、自社名や件名を見て、少なからず興味を持ってくれた(思い出してくれた)という証拠です。この「温度感の高い見込み客」にだけ絞って電話をかけることで効率よく、かつ相手に寄り添ったアプローチができる理にかなった基準だと感じました。

開封率を測るシステム、実は既に持っているかも?

ただこれを実行するには一つハードルがあります。通常のメールソフト(Outlookなど)では、相手がメールを開封したかどうかはわかりません。「開封率」を測定するにはメルマガ配信システムなどが必要になります。「新しくシステムを導入しないといけないの?」と思うかもしれませんが、実はそうとも限りません。

発表された企業さんは自社で使っている請求書発行システム「楽楽明細」に付いているメルマガ機能を活用されていました。私自身もレンタルサーバーの「エックスサーバー」や、Webページ作成の「ペライチ」などに、メルマガ機能が標準でついているのを見たことがあります。 わざわざ新しいツールを契約しなくても、皆さんの会社で既に使っているサービスの中に実は使える機能が眠っているかもしれませんよ。

開封されるかは「タイトル」次第 NG例とOK例

システムが用意できても、肝心のメールが開かれなければテレアポの対象者がゼロになってしまいます。 メールのタイトル(件名)は、展示会ブースの「看板」と全く同じです。いきなり自社の売り込み(高すぎる壁)を見せられると、読者はそのままスルーしてしまいます。

❌ 開封される確率が低い(残念な)タイトル例

・展示会ご来場のお礼
・株式会社〇〇からのご案内
・先日は名刺交換ありがとうございました

→展示会後は同じような定型文が大量に届くため「後でいいか」と埋もれてしまいます。また「ご案内」は売り込み感が強く警戒されます。

⭕ 開封される確率が高い(思わずクリックする)タイトル例

・【〇〇展】ブースで一番質問が多かった「コスト削減法」とは?
・〇〇のお悩みは解決しましたか?
・〇〇展でお見せしきれなかった裏技

→主語を「自社」ではなく「相手のメリット・課題」にすることで、「自分に関係がある!」「役に立ちそう!」と思わせることができます。

さらにその先 マーケティングオートメーション(MA)へ

今回の企業さんは「開封した人→テレアポ」というシンプルなルールでしたがこれをさらに一歩進めることも可能です。

例えば「リンク①をクリックした人には提案メールAを自動送信」「リンク②をクリックした人には提案メールBを自動送信」というように、相手の行動に合わせて次の動線を作っていく。 これこそが、最近よく耳にする「マーケティングオートメーション(MA)」です。

まとめ:ツールは魔法ではない。結局は「中身」を考える力

様々な便利なツールを入れれば、作業の自動化はできます。 しかし、「どんなタイトルにすれば開封されるか」「どのリンクを踏ませるか」「その次にどんな情報を送れば喜ばれるか」というシナリオ(中身)を考えるのは、結局人間の仕事です。

ツールを入れなくても手動でできること、ツールを入れたからこそ効率化できることを正しく知り、自社に合った無理のないアフターフォローの仕組みを作っていきたいですね。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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